#2 採血で気を失った話


社会人2年目の夏
今年もやってきた

そう、「健康診断」

昨年の健康診断では、なんと採血後に気絶するというハプニングを起こしてしまったけれど今年はどうなるのでしょうか。



気になる今年の結果

結果は、「今年も気絶」でした。

(笑)


今年は寝転んだ状態で採血をしていただいた。

採血終了後しばらくベットで横になっていても特に体調は悪くなかった。

しばらくして様子に変化がなかったので異常なしとして次の検査を受けるために院内を移動した。




検査待ちでソファに座っていたら突然その時はきた。

「あ、なんだかやばいかも」

次第に呼吸が荒くなり、熱中症の時のように視界が点々としてくる。

スポーツをやっているからこそ、「まだなんとかなるかな」って思ったりして少しだけそのまま耐えた。

けど無理だった。

急いで片手をあげて、声を出した。

「すみません、体調が・・・」

って言えたとこまでは記憶まではある。



意識がなくなるって本当に怖い

すぐに近くのナースさん?が駆け寄って下さった。

多分この方が対応早くなかったらもっと大変なことになっていたかもしれない。

「ナースさん!!急いできて!!」

こんな声が聞こえたような気がした。

「立てる?」

「多分立てないです」

手を借りながらも自力では立てなかった。

自分の力で地面に立てないことがこれほどの悔しい気持ちになるのかと身に染みた。

そこから4〜5人ほどの駆け寄ってくださり、運ばれた。

正直運ばれた記憶も意識もあんまりない。

けど、複数名の力で持ち上げられていたような感覚だけが残っていた。

気がつけば自分はベットの上にいた。


あと一歩間違えれば命を落としたかも・・・

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