自粛六尺 キラキラの朝日に輝く
緊急自体宣言以来の外出自粛で、気晴らしの散歩は人との接触リスクを抑えるために早朝に行うことにしている。
当然だけれども、朝は太陽の位置が低い。
鋭角に差し込む光は、何もかも照らし出す攻撃的に天頂からさす昼の光とはなにかが違う。
朝の光は影すら優しい気にさせてくれる。
太陽が当たる面は光り輝き、そうで内面は夜の闇がまだ残る。
逃げ遅れた闇がだんだんと光に侵食されていく。
そう考えるとキラキラと煌く朝の光はなかなか残酷だ。
日陰な人生を送ってきた身からすると、少しずつ存在が消されていく気がする。
夜の闇の底のような暗がりを這いずるように生きている割に、夜に弱くて朝に強いのだけれども(笑)
外出が自粛させられて、リモートワークを強制させられていると、昨日と今日があまり変わらず、新しい一日の始まりはあまり嬉しいことではなくなっている。
残りの人生だって、普通に考えれば、過ぎ去った人生ほど残っていないことくらいはお見通しだが、そう考えるとますます気分は塞ぐ。
ブランニュデ-って、結局1日1日墓場が迫ってくる感じで脅迫的だ。おそロシアの秘密警察。おそろチャイナの免疫研究所。
家にじっとしているとそういうイメージばかりが頭をよぎる。一人だと前向きになりづらい、何も引かない何も足さない、現実だけが目の前にある。社会との関わりって人間にとって大切なことなんだなぁ。
って、コロナ禍のお陰で気がついたときにはこんな年だよ(笑)
今更社会と強く関わったところで・・・デカイ体には窮屈かも。