【東京都葛飾区】寅年に寅のいない葛飾柴又初詣 山本亭で休憩を 22.01.05_13:00
葛飾柴又散歩。
帝釈天の奥には山本亭がある。
山本亭は大正期に建てられたカメラ部品メーカー創業者の邸宅。
部品メーカーのおえらいさんの大邸宅なんて今の御時世ではありえないことだけれども、ものを作って売るっていうことが当たり前だった頃って・・・まっとうな時代だったんだろうなと思わされてしまう。
帝釈天の奥、寅さん記念館との間にあるという立地は、柴又散策では欠かせない場所。
和洋折衷な建物が大正ロマンを感じさせられていい。
休憩の居間でお茶でもいただきながら庭園を見る。
それだけで疲れが取れるんだよなぁ。
まだ、帝釈天しか参っていないんだけど。
葛飾柴又も寅年の今年は初詣ということで訪れているけれど、いつもは夏、渥美清の命日に合わせて訪れていたから猛暑の中を歩いてくることになって、休憩ということでホッとできるところ。
そんな場所なんです。
邸宅中に置かれた贅沢な小物や家具なども見どころ。
立派な家に住んでいたのは創業者だけで従業員は・・・とはあまり考えないようにしたいのだが・・・。
お正月ということで、ぜんざいを頂きながら世界何位だかと自慢の庭を眺める。
下町にしてはゆっくりとした時間が流れる。
こんなところでひと時のお金持ち気分。
それはそれで悪くないネ。