【東京都中央区】浮世絵を歩く 名所江戸百景第45景「八ツ見のはし」辺り これはリベンジ案件かも 24.05.25_15:00
八ッ見の橋は、西に銭瓶橋、道三橋、北に常盤橋、南に呉服橋、鍛冶橋、東に日本橋、江戸橋、それに一石橋で八つの橋が見えたことから。
描いたのは一石橋の北詰、常盤橋側らしい。
もっとも、今残っているのは常盤橋、日本橋、江戸橋、一石橋の4つ。江戸時代から半減したわけだ。
全面の広大な水路の日本橋川に荷船が二艘。道三堀が御城へと伸びている。
手前に銭瓶橋、奥に道三橋。その向こうに御城、丹沢の奥にちょっと大げさな富士山が。
今となっては、道三堀はもうない。ビルに囲まれ富士山は欠片も見えない。
新一万円札が我が物顔だ。
昔の江戸は素敵な街だったんだなぁと改めて。
現代では、日本銀行のお膝元なのだけれど、江戸の時代は幕府の銀座が置かれ、銀の鋳造はこの場所に限られていた。
呉服の越後屋の裏では、銀の鋳造。
今も昔もお金が集まる場所ですわ。
一石橋が工事中で歩行者通行止めだったのが想定外だった。
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