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梅屋敷に屋敷はなく、公園があった話し 21.06.27_10:30
いつもお世話になっているソニーショップナカムラ電器さんとソニーさん+すずちゃんのコラボで商品お貸し出し撮影会が京急蒲田で開催された。
でもその前に自主練ということでちょっと蒲田の街を散歩してみた。
集合の京急蒲田から各駅で一本先、梅屋敷からフラフラと戻ってこようと考えたのだ。
梅屋敷って、広重の江戸百景にも描かれている世が世ならなかなかの観光名所のはずの場所なのだが、今はあまり話題にもならない。梅屋敷っていうものはそもそも存在するのか?ドキドキの梅屋敷散歩です。
京急線の梅屋敷の駅が思いの外立派で驚いた。
各駅停車の駅だから、神奈川県内の京急の各停駅つもりでどうせボロ屋みたいな駅だろうと思ったら、高架の高価が抜群で小洒落た駅なんですよ。
駅前には商店街が伸びていていい感じ。
さすがハズレとはいえ東京と納得させられる。
地図を頼りに駅からほど近い梅屋敷公園というところまで行ってみたけれども、驚くほど小さい公園でどのへんが江戸百景だったのかかなり疑問。
梅はそこそこ植えられているみたいだけれども季節外れすぎ。しかも、梅の名所と言うには程遠いかな。
明治の時には明治天皇が9度も行幸したらしいのでそこそこな場所だったんだろう。
そのため聖跡蒲田梅屋敷公園というのが正式な名称らしいが、明治天皇を聖跡とするあたりも現代からの乖離かな。
当時は桜ではなく梅が名所のメインだったのだろうな。
天下の東海道の沿線だし、娯楽に乏しい頃の話だから、梅でそこそこ賑わえたのだろう。
蒲田がキネマの天地になるよりもずっとずっと前の話。
しかし、梅屋敷って・・・表現が・・・古めかしいなぁ。