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【神奈川県伊勢原市】伊勢原日向の彼岸花 23.09.17_07:00
9月に入り秋の気配が漂う・・・はずだったのに、酷暑の夏は一向に引く気がない。
それでも自然の摂理というものは進むみたいで、彼岸花が咲いたり、稲刈りのニュースがあったりする。
自然は気温や湿度に左右されないのだろうか?
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日照だって馬鹿みたいに照っているというのに。
伊勢原日向での稲刈りが始まり畦に彼岸花が咲いているという。
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ならばということで訪れてみた。
伊勢原日向は日向薬師や石雲寺の門前町(というほど人はいないが)。
大山裏街道としてそこそこ栄えたらしいのだが、今となっては見る影もない。
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日向川の渓谷の猫の額ほどの平地で農業を営んで暮らしている人家が数軒。
よくぞこんなところで。と、思わずにはいられない生活環境。
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先祖がよほど悪いことをしたのだろうかと疑ってしまうほどの隠遁生活。
でも、そんな猫の額ほどの田畑はどこか牧歌的で心に染みる風景。
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そして、畔に咲く彼岸花の特別感。
日本の原風景です。
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稲の実りと彼岸花の赤。
輪廻転生が目の前に繰り広げられる光景。
横浜から車で1時間程度でたどり着く別世界。
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天候からは感じることのできない、カレンダー通りの秋の訪れを感じた。