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【神奈川県三浦市】冬の三浦散歩 遠洋漁業のマグロの町 23.12.17_11:30

 神奈川県の三浦市にある三浦崎の先端の三浦漁港はマグロ遠洋漁業の街だ。

 マグロ漁業の船がどれほどあるかは知らない。

 港に戻ってきているマグロ船を実際目にすることはほとんど無いが、全国で13しかない特定第三種漁港の一つだ。

 巨大な冷凍倉庫が並ぶ港はやっぱりマグロの基地なんだなぁとそれにより知ることができる。

 ただ、流石にマグロの遠泳漁業の基地なんていうのは今どきではない。

 そんな労働につく若者も今どき少なかろう。

 正直街は遠洋漁業船同様年々錆びれる一方だ。

 そんな潮風が吹き付ける街を久しぶりに歩いてみた。

 
 半島のどん突きに存在する街は独特な雰囲気がある。

 港には自慢の遠洋漁業線は見かけないけれど、近海の漁船が並び漁業の町であることは見て取れる。

 街は古びていて木造の建屋は潮風による痛みが酷い。

 そんな独特な街を楽しむ観光客がそこそこ。
 高速道路が整備されつつあり、東京横浜から車による足は悪くないが、鉄道ははるかな終着駅から伸びる雰囲気はない。マイカー渋滞の中、バスで延々揺られないとならない。

 見かける住民と思しき人は大概高齢者。

 若年者はあまり見ない。

 遠洋漁業に出ているのなら別だけれど。

 港の集落にはスーパーもなくコンビニも少ない。

 観光用のマグロ食堂だけはたくさんあるけれど。

 マグロの遠洋漁業なんて言う産業がいつまで続くのか?

 三浦マグロはブランドだというのだけれど、遠洋のマグロの水揚げ港でしかないのに、ブランドなんて成り立つのか?

 人生の最後を時代遅れのこんな街で暮らしてみたい・・・気持ちはないわけではないのだけれど・・・
 
 なにか、年寄にでもできる仕事があればいいのだが・・・




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