夏をあきらめきれなくて腰越散歩 21.09.12
9月になった途端すっかり涼しくなった日本の気候。
夏をあきらめきれなくて小雨の中訪れた腰越の街。
夏の女神に最後のキスをと思ったのだけれども、今年の女神の逃げ足の速さには驚かされた(笑)
夏の気配はすっかりなく、肌寒らすら感じる湘南の漁港の街だけれども、それでもなんとなく腰越に来たなぁという思いはかなったかな?
暑かったけどヨゥ、短かったよナァ、夏。と、加勢大周が江ノ島の洞窟でつぶやいてからもう何回目の夏だったのだろうか?
映画の設定は前の東京オリンピックの翌年だったはず。そして今年は・・・感慨深いようなそうでないような。
公開時ボロクソに叩かれていた稲村ジェーンのDVDがやっと発売されるとか。
加勢大周はあんな事になってしまって、清水美砂ってまだ女優さんなのかな?
桑田も美しい砂のテーマとか曲作ったりしてだいぶ入れあげていたふうだったけど、結局長渕に・・・は今日は黙っておこう。
隔世の感だけれども、江ノ島や稲村ヶ崎を訪れるたびに思い出すよな。あのころ。
結局、腰越あたりには昭和の空気が潮風に流されることなく淀んでるわけですわ。江ノ電が錆びつかないのはこのせいかな?
そんな雰囲気を懐かしく思いたくて、時々足が向く。
何って有るわけじゃないのに・・・・それがまた味なのかも。
茅ヶ崎育ちで、ガキの頃から染み付いた感。死ぬまでこの腰越あたりに対する気分は変わらなそうだ。
だからきっと、来年も来るんだろうな。