【そうだ鎌倉、行こう。】鎌倉大町、日蓮宗銀座散歩 最初は長勝寺から 20.06.20 09:55
週末土曜日。
先日の浄明寺の散歩をしながら、あぁ。大町あたりも歩きたいなと思って・・・そうなると我慢ができない性分なので週末土曜日、またまたまたの鎌倉散策。
そんな訳で、今日は鎌倉の大町あたり。
日蓮宗銀座を歩く。
その最初は長勝寺から。
長勝寺は日蓮が鎌倉の松葉ヶ谷で初めて草庵を結んだ一つとされている。
この地の領主石井長勝が日蓮上人に帰依し、弘長3年(1263)にその邸内に寺を建て日蓮を開山にしたのが始まりで境内の法華堂は創建当時の建物だそう。全部ネットの受け売りだけれども、当時のままというのは流石に驚き。
長勝寺の住所は材木座って言うことになるのか?横須賀線の海側の地域。
これより先は名越切通で逗子市。今も昔も鎌倉の端っこだ。
鎌倉駅から長勝寺まではバスで15分程度。
鎌倉駅のバスのりばがロータリーから外れたみずほ銀行前というわかりにくさ。ロータリーが工事中だったけれども、そのためなのか日常的にここなのか?観光客にはわかりにくい辛い仕打ちだ。バスのりばまで遠くて思わずタクろうかと思ったよ(笑)
大町あたり、この後も訪れる安国論寺や妙法寺には足を運んでも長勝寺まで来ることはまず無い。
正直、季節の見どころがあるわけでもなく、なにか特別なイベントが有るわけでもない(自分が気が付いていないだけなのだが)のでどうしても足は遠のく。
県道鎌倉葉山線を走ってきたバスを横須賀線を渡ってすぐ長勝寺前で降りる。
鎌倉と逗子の境の地域で住宅街が広がる。
街道から少し入ったところにある長勝寺は名越しの切通の番人のように存在する。
重厚感のある山門から覗く境内は緑の宝庫。なのだが、境内は思いのほか狭い。
本堂前に立つ日蓮の銅像が怖いくらいの存在感。
上野の西郷さんの作者と同じ高村光雲作というから存在感は当然といえば当然なのだろうが。
桜の季節には本堂を覆うほど咲くそうなのだが、残念ながら見に来たことはない。
法華三枚堂は創建当時の建物だそうで、鎌倉時代の様式を感じられる・・・そうだ。
決して広くはない境内がうまくまとまっているなぁという印象。
日蓮のにらみを利かす巨大な像が印象に残る。
今日の鎌倉観光の始まりに上げるにはちょっと地味だけれども、大町あたりをうろうろしてコロナ禍退散を日蓮に頼むのなら、ここから始めないと、この寺は外せないな。
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