【横浜市中区】横浜山手へハロウィン散歩 港の見える丘公園 23.10.28_12:30
あなたと二人で来た丘は港が見える丘。
色褪せた桜が咲く時期じゃないけれど、港の見える丘にくるとガキの頃からつい口ずさんでしまう。
結局、港の見える丘のイメージはゆったりとした少し暗いイメージになってしまうのだが。
そんな港の見える丘には、イギリス館と山手111番館の2つの洋館が建つ。
それに、大佛次郎記念館、近代文学館と文化の風も吹く。
韓国領事館なんてものまであるから結構物々しかったりもする。
今日訪れたのはイギリス館。
ここは山手の西洋館で唯一靴のまま館内を見学できるからありがたい。
イギリス館はイギリス総領事公邸として使われていた鉄筋コンクリート造の建物。
完成の年には日中戦争が勃発。やがて日本は米英に対しての宣戦布告。
暗い時代を乗り切った建物は、69年に総領事が本国に引き上げた後の競売で横浜市が買収。
2002年から一般公開されている。
イギリスとハロウィンがどれくらいどんな関係なんだかよくわからない。
イギリスは仕事で少し住んでいたことのある場所だけど、11月のイギリスは緯度が高いので暗黒の印象。
朝は昼近くまで薄暗いし、夕方には漆黒の闇に包まれる。
地球が丸いことを初めて知った土地だった。
ハロウィンなんてやっていた印象はないのだけれど、家庭のある家ではではなにかしていたのだろうか?
少なくてもこの頃は、オフィスではクリスマス休暇の話題ばかりだった気がするのだが。
一人寂しく家に帰り、レンガのレントハウスで、オイルのヒーターに当たりながら凍えていたイメージしかないんだよなぁ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?