[自粛六尺] 外出自粛の身に、睡蓮の甘く危険な誘惑
コロナ禍の外出自粛のご近所散歩で初めて知ったことなのだけれど、近所の白幡池公園にはこの季節睡蓮が咲く。
睡蓮というと個人的には白が見慣れているのだが、白幡池の睡蓮は色付きだ。
いつも見慣れている三渓園に咲く睡蓮は白一色で、その清楚な感じが大好きだったのだが、睡蓮には色付きっていうのもあるのかと、いかにも学がないのがバレバレに。
そう言えば、モネの睡蓮も色付きだったような気がする。
色のついた睡蓮って正直見慣れていないので、ちょっとどぎつい感じが違和感なのです。
清楚な白に咲く睡蓮に比べて、夜の世界の華のよう。
妖艶といえば妖艶のような、どぎついといえばどぎついような。
水商売って、そりゃ睡蓮ですから、色がつこうがつくまいが、商売をしていようがしていまいが、水辺に咲いてこそなのだけれども。
入園料を取られる三渓園の白い睡蓮の方が・・・白いレースの清楚な方が商売だったとは・・・人も睡蓮も見かけによらないな。
こんなご時世ですから、色がつこうがつくまいが、水辺に健気に咲いている姿は見ていて感動を覚える。
美しいなぁって、思わず下ばかり向いて歩いてしまう(笑)ホントは上を向いて歩きたいところだけれども。
コロナ禍なんていう未曾有の災害の中、癒やされる、肥やされる。なんて素敵な花だろう。