ロープウェイが通る街 ヨコハマみなとみらい 21.05.22_10:00
随分前からやるぞやるぞというアナウンスがされていた。
支柱が立ってロープが張られて、その時が近づいてきていることが素人目にもはっきりと分かるようになった。
名付けてヨコハマエアキャビン。
そんな日本初の都市型ロープウェイが4月22日ついに営業を開始した。
コロナ禍だっていうのに随分混雑しているニュースが伝えられていた。
大混雑かコロナ禍か、どちらかが収束したら乗りに行ってみようかな程度には思ってはいた。
桜木町からワールドポータースまで。
正直ヨコハマ観光の足と言うには短すぎる。つま先程度の距離感だ。
遊園地のアトラクションくらいに考えると丁度いいのか?
せめて新港埠頭か赤レンガ倉庫まで伸ばしてくれればいいものを。
色々と大人の事情が有るのだろうか?帯どころかたすきに短しではほぼ役立たずだ。
ちょっと小馬鹿にしていたロープウェイに桜木町に朝から出かける時間がとれたので、混雑する前に体験したのは開業からすでに1ヶ月近く過ぎてしまったとある週末。
エアキャビンの外に若干の列ができていたけれども、それはエレベータと発券のための列。
実際どこかで待たされることもなくスムーズにロープウェイに乗り込めた。
コロナ禍のため、ゴンドラは1組1台ずつ。
お一人様には1ゴンドラが割り当てられる仕組み。
逆に少し申し訳ない思いになる。
短いけれどもしばしヨコハマ上空散歩。
ドローンに乗っているようで(ドローンに乗ったことはないけれども)なんとも楽しい。
いつもの横浜も視線を変えるとそこそこ楽しめる。
汽車道を歩くよりいいけれども、これで一人1000円はちょっと高いかな。
カップルでなら2000円。家族でなら4000円・・・ないな(笑)子供は1000円ってことはないだろうけど・・・ちょうど観覧車と同じくらいかな・・・古い記憶の話だけれど。
横浜の街をスキー場気分。
なるほどね。悪くない。
ただ、みなとみらいの上空というか低空をこれからずっとロープウェイが通るのかとおもうと不思議な感じ。
夜景撮影にも当然映り込むんだろうな。
クリスマスのみなとみらいの全館点灯にも当然映り込む。
長秒撮影をすると筋のようなものがビルの手前に走ることになる・・・じゃまじゃん。
やがてそれも当たり前の風景になるのだろうか?
どちらにしても、片道1000円。
市民は試しに一度乗って見る程度が関の山だろう。
どれほど観光客を呼び込めるかが今度の生命線か。
恋人の聖地とかに早めに認定されることを祈るのみだ・・・。
いつもガラガラのロープウェイが行き来する姿は見るに耐えないだろうから・・・。