2021年湯河原梅林梅散歩 湯河原に梅を見に行ってきた 21.02.27 08:00
コロナの街に春が来た。
各所で梅が咲いて散歩前の犬のように狂喜乱舞してしっぽを振りながら梅を愛でつつコロナ禍の春を実感している。
そして今日は湯河原梅林。
一応、緊急事態宣言中ということも有り、県をまたいでの移動を自粛したところ、神奈川県の西の端にたどり着いたと言った感じ。
湯河原と聞くと風光明媚で温暖な土地柄を思うのだが、湯河原の温泉街は箱根の山腹、思いの外山の中にあり、湯河原梅林はそこからもう少し入ったところということで、梅の咲き具合は横浜に比べて少し遅め。
都会のコンクリート固めみたいな感じでないので、ヒートアイランドとも疎遠なところもいい。
陣幕山の山腹にある湯河原梅林。
梅の絨毯が壮観です。
ハイキングや岩登りのルートでも有るので梅の斜面はそこそこなもの。
梅の木に寄って間近に愛でようと思うとなかなかの体力が必要。
咲き誇る梅を遠くから愛でるのもいいのだけれども、やっぱり美しいものには近づきたくなるのが人の性。
結果、くたくたになって疲労困憊っていうのは、人生の鉄則。
美しいものは遠目に愛でるのがお似合いだということは、今までの人生で嫌というほど学んだはずなのに、今日もなぜだか引きつけられてしまう。
愚かだなぁ。は後の祭り。
アップダウンはきついけれども、それでも見ごたえがある湯河原の梅。
正直言うと少し終わり気味だったけれども。
熟女の妖艶。そこのところは良しとしましょう。
コロナ禍で鈍りきった体になかなか厳しい梅見物だったが、たまには少し運動しないと。
こんな生活を続けていると、コロナではなく別な病気になりそうだ。
そういう意味でも、憩いの梅でした。