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【東京都中央区】浮世絵を歩く 名所江戸百景第59景 両国橋大川ばた を歩く 24.06.23_12:40

 両国橋は千住大橋についで隅田川に2番目にかけられた架橋。

 武蔵の国と下総の国の間にかけられたため、両国橋。

 江戸時代のはじめの頃は、墨田区や江東区あたりは下総の国だったんだね。

 細かく書かれた両国橋を西側から見た構図。

 この橋桁の間に舟を通すのは、船頭なかなかの技だ。

 帆掛け船はこの橋はくぐれまい。

 手前の賑は両国広小路。今の浜町河岸通りと国道14号の交差点辺りかな。

 今よりずっと栄えている、駅もないのに(笑)

 両国橋自体は、明暦の大火の逃げ遅れの人が出たための避難ルートとしての役割。

 両国側が一気に武蔵の国に取り込まれていく先駆けだ。

 この辺りは、江戸と下総の堺という意味もあったし、浅草見附が設置されていたからお城の外と内の堺でもあった。

 今よりよっぽど境界の意識が高かっただろうな。




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