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1000日チャレンジ 967日目 松本市美術館企画展「須藤康花 ―光と闇の記憶―」

ゴールまで33日

★BMI:23.0

★先日、松本市美術館で開催中の企画展「須藤康花 ―光と闇の記憶―」を観たので記録に残しておきたい。

企画展「須藤康花 ―光と闇の記憶―」

★企画展「須藤康花 ―光と闇の記憶―」
【会期】
2023年12月9日(土) 〜 2024年3月24日(日)
【会場】
企画展示室
【主催】
松本市美術館
共催】SBC信越放送、信濃毎日新聞社、市民タイムス
特別協力】康花美術館
(以下、展覧会web siteより引用)
「夭折の画家 須藤康花
闘病の末、30歳という若さで夭折した画家・須藤康花(すどう・やすか 1978~2009年)。
最愛の母親が思春期に他界し、本人も病魔との永い闘いを強いられます。生と死との葛藤の間で絵や詩を通して“光”の世界を追い続け、自らの心の底知れない“闇”と対峙し続けました。
須藤康花は、1978年、福島県に生まれ、父親の仕事の関係で横須賀市、札幌市、沼津市、東京、長野県麻績村に転居しています。神奈川に在住した幼少期、ネフローゼ症候群を発症して入退院を繰り返しながら、描くことに執着していきます。2001年からは多摩美術大学で版画を研究しながら、週末には麻績村で父とともに農作業に勤しみますが、2007年、同大学院修了と同時期に癌発症の告知を受けます。須藤は自らの生の終わりをさらに強く意識しながらも創作に没頭していきました。
死期を予感する中で描かれた人物、自画像、心象風景や自然風景、そこに込められた歓びと苦悩、希望と絶望、生と死。あまりにも短すぎる生涯に残した作品は1,000点余り。それらの散逸を防ぐため、2012年に、父親が松本市内に康花美術館を設立、作品を大切に守り続けています。本展は康花美術館の全面的な協力のもと、知られざる須藤康花の全貌に迫る初めての大規模回顧展です。」

須藤康花『札幌大通り公園』(1988年頃10歳頃)

札幌大通り公園

須藤康花『光の調べ』(2002年頃)

光の調べ

◎須藤康花『かえる』(制作年不詳)

かえる

◎須藤康花『悪夢』(2006年ごろ)

悪夢

◎須藤康花『最果て』(2006年頃)

最果て

【感想】以前から見たかった展覧会が実現したので、早々に観覧。魂のこもった絵画とはこういうものかという衝撃。胸が苦しくなったり、温かくなったり、感情が揺さぶられた。夭折だとか病気との闘いだとか、そういう注釈長くとも、確かな技巧と表現力の強さに感嘆した。すごい展覧会を観てしまったきがする。


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