2024年の振り返り③今年の演劇・美術展・コンサート・遺跡巡りのベストはこれだ!
◎2024年の振り返り
★演劇ベスト3
今年の観劇(27回)の中から、あくまで私のなかでのベスト3はこちら。
第3位:「女40歳 肉屋のムスメ」
”家庭内のアンタッチャブルな話題に触れたときに何が起きるのか、微笑ましいなかにもヒリヒリする感覚”
第2位:「こんなんほろんでいい世界」
”こわいような、でも逆に自分がいなくてもきっと同じように時間は進み、自分の存在もいずれ忘れられるのかなということを、ネガティブな文脈としてではなく、だからこそ、外の世界に飛び出すことに躊躇はいらないと背中を押されたような気もした。”
第1位:「ハムレット」
”圧倒された3時間半だった。ブラボー!蜷川演出を受け継ぎながらも、よりシンプルにより原作に忠実に丁寧に作り上げられた吉田演出が冴えわたっている。”
★美術展ベスト3
今年観た美術展(77回)の中から、あくまで私のなかでのベスト3はこちら。
第3位:「はにわ」
見回す限り、はにわ、はにわ、はにわ。もう大満足でした!!
第2位:「没後100年 中村 彝 展―アトリエから世界へ」
絵を描くことに自分の人生を見出し、そのために死ぬ瞬間まで生き続けた1人の画家の人生から、これからの自分の人生の在り方を改めて考えることができた。
第1位:「マティス 自由なフォルム」
大好きなマティスさんの久しぶりの大回顧展。堪能した。展覧会最後のヴァンスのロザリオ礼拝堂の再現がすごかった。朝からの夕方への光の移ろいまで再現されていて、もう現地には、行かなくてもいいかと思ってしまうほど。
★コンサート ベスト3
今年行ったコンサート(7回)の中から、あくまで私のなかでのベストはこちら。(回数が少ないのでベスト1だけ)
第1位:三大ヴァイオリン協奏曲の響宴
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集『和声と創意の試み』 Op. 8より「四季」
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 Op. 64
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op. 35
という名曲を見事に演奏されていた松田理奈さん、これからも聴いていきたい。
★遺跡巡りベスト3
今年観に行った遺跡の中から、ベスト3はこちら。
第3位:西谷墳墓群
”古墳”と呼ばれる前の”四隅突出型墳丘墓”って、なんじゃこりゃ!の驚き体験だった。
第2位:虎塚古墳
べんがらの赤が鮮やかに残っている石室に感動した。
第1位:吉野ヶ里遺跡
永年の念願の訪問だったが、期待を裏切らない素晴らしい体験になった。古代史テーマパークともいえる素晴らしい遺跡公園になっている。