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1000日チャレンジ 962日目 埼玉県立美術館 企画展「イン・ビトウィーン」

ゴールまで38日

★BMI:23.0

★先日、埼玉県立美術館にて企画展「イン・ビトウィーン」を観たので記録に残しておきたい。

★埼玉県立美術館 企画展「イン・ビトウィーン」
会期】2023年10月14日(土) ~ 2024年1月28日(日)
会場】埼玉県立美術館2階展示室
【主催】埼玉県立近代美術館、さいたま国際芸術祭実行委員会
【協力】RE:VOIR
広報協力】JR東日本大宮支社、FM NACK5
【概要】(以下、美術館web siteから引用)
「本展は近年当館の収蔵作家となった早瀬龍江(1905-1991)、ジョナス・メカス(1922-2019)、林芳史(1943-2001)に、ゲスト・アーティストとして潘逸舟(1987年生まれ)を加えた4名の作家に焦点を当て、作品や関連資料、関連作家の作品を交えながら紹介します。
日常と非日常、虚構と現実、過去と現在、国境、ジェンダーなど、世界には目に見える、あるいは目に見えない多くの境界があります。境界の存在は、向こう側を曇らせてしまうこともあれば、他方では自分の居場所を守るための拠りどころになることもあるでしょう。過去から現在まで、多くの作家がこうした境界の多様なあり方に着目し、作品を通してそれを浮かび上がらせようとしてきました。また、境界に立つ当事者としての自身のアイデンティティに向き合い、制作を続ける作家も少なくありません。
本展はこのような視点から、日常的な営みを起点に、絵画、版画、ドローイング、映像などそれぞれのメディアを用いた試みを重ね、他者との境界やアイデンティティについて思索を深める各作家の足跡を紹介します。さまざまな境界線のあわいに立ち、往還する作家たちの眼差しと手探りは、現在に生きる私たちの視野を豊かに広げてくれることでしょう。」

◎早瀬龍江「限りなき憧憬」(1951;油彩;板橋区立美術館)

「限りなき憧憬」(1951;油彩;板橋区立美術館)

早瀬龍江「知性の盲点」(1955;油彩;板橋区立美術館)

「知性の盲点」(1955;油彩;板橋区立美術館)

早瀬龍江;「1905-1991、北海道の奥尻島に生まれる。女子英学塾(現・津田塾大学)在学中に油彩を始め、福沢一郎の絵画研究所に通い、そこでシュルレアリスム絵画と出会う。ヒエロニムス・ボス風の幻想的な作品や、自身の容貌や食物、日用品等をモチーフにした作品を手がけ、美術文化協会などに発表する。1943年より夫・白木正一とともに現在の埼玉県飯能市に居住し、49年同地に白木美術研究所を設立。1958年白木と渡米し、89年までニューヨークに滞在、絵画や立体作品の制作を続けた。」(美術館web siteから引用)

【感想】早瀬龍江さんの作品は初めて見たように思う。飯能市に住んでいた時期があるということで最近、この美術館でも作品がコレクションに入ったようだ。しっかりしたデッサン力の上に、シュルレアリスムの表現や技法が加わっているようで、とても力強く芯が通ったような作品が多かったように思う。これからは、他の美術館でも注目して観てみたい。


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