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1000日チャレンジ 790日目 東京都美術館「マティス展」④ヴァンス・ロザリオ礼拝堂

ゴールまで210日

★BMI:24.6

★先日、東京都美術館で開催中の「マティス展」を観たので、記録として残しておきたい。
◎概要
【会期】2023年4月27日(木)~8月20日(日)
【会場】東京都美術館・企画展示室
【主催】公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都美術館、 ポンピドゥー・センター、 朝日新聞社、NHK、 NHKプロモーション
【後援】在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
【特別協賛】大和証券グループ
【協賛】ダイキン工業、 大和ハウス工業、 NISSHA
【協力】日本航空
(以下、公式web siteより引用)「20世紀を代表するフランスの巨匠、アンリ・マティス(1869–1954年)。純粋な色彩による絵画様式であるフォーヴィスム(野獣派)を生みだし、モダン・アートの誕生に決定的な役割を果たした彼は、84歳で亡くなるまでの生涯を、感覚に直接訴えかけるような鮮やかな色彩と光の探求に捧げました。彼が残した仕事は、今なお色あせることなく私たちを魅了し、後世の芸術家たちにも大きな影響を与え続けています。
世界最大規模のマティス・コレクションを所蔵するポンピドゥー・センターの全面的な協力を得て開催する本展は、日本では約20年ぶりの大規模な回顧展です。絵画に加えて、彫刻、ドローイング、版画、切り紙絵、晩年の最大の傑作であり、マティス自身がその生涯の創作の集大成とみなした南仏ヴァンスのロザリオ礼拝堂に関する資料まで、各時代の代表的な作品によって多角的にその仕事を紹介しながら、豊かな光と色に満ちた巨匠の造形的な冒険を辿ります。」

◎アンリ・マティス「ヴァンス・ロザリオ礼拝堂」( 1948–1951年)

★マティスが最晩年に取り組んだ超大作が、このロザリオ礼拝堂。今回の展覧会では、最後の部屋で高精細4K映像で、朝から夜までの光の移ろいの中で撮影された礼拝堂の動画が流されていた。ここは、ぜひいつか訪れてみたい。燭台のろうそくにステンドグラスから射しこむ色の光が映る光景は、礼拝堂の宗教性を後押ししているのだろう。長崎の大浦天主堂しかり、サグラダ・ファミリアの内部しかり、光の持つ意味は大きいのだと思う。その意味で、光を追い求め色彩を追及してきたマティスの集大成といえるのだろう。病で握力を失う中、腕にくくりつけた棒のはしに筆をつけて描いた、線画の聖母子像などの陶板壁画も直接、現地の光の中で観てみたい。

☆コロナ禍による開催延期を経てようやく見ることができたマティス展。大満足だった。グッズ売り場の女性販売員の方から、「楽しんで頂けましたか?」と声をかけられた。「大満足です。もう一度見に来たいです。」と返したら、「是非、お越しください。」こんなところまで大満足の展覧会だった。


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