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#けテぶれFC で切磋琢磨⑳(2月第1週~2月第2週)【けテぶれ伴走企画】
小学校教員のsmyle(スまイル)です。
今年度、6年生の担任をしています。
現在、けテぶれFCという、葛原実践について
「2週間に一度、実践を報告し、共有し、共に学んでいく場。」
「先行実践者の方に助言をもらったり、一緒に考えていったりする場。」
に参加させていただいています。
前回(2月5日)のけテぶれFCも
実に有意義な時間でした。
今日の"S" #けテぶれFC
— smyle(スまイル) (@smilection) February 5, 2025
・授業研どう受け取ってもらう
・感情の目標ズレを楽しむ
思ってることやってることこんなに違う
道徳での学び→でも実際できない
→自分と向き合うって難しい
・平易な言葉より気持ち乗ってる言葉
・自身の理想像に近づけるのではなく
一緒にやってどこまでできるかな
けテぶれFCでは、
共有してあるスプレッドシートに2週間ごとの振り返りを記録し、
その記録をもとに話し合ったりしています。
この1年間、
このnoteにて、スプレッドシートに記述している私の振り返りを
2週間ごとに載せていきたいと思っています。
(挫折したら、その時はどんまい)
もちろん、
自分のアウトプットのためが一番ですが、
上手くいったことも、いかなかったことも、
そのどちらも含めた1年間を見ていただく。
そうすることで、
葛原実践にチャレンジしたい方にとって
「あーこんな感じで1年間が進むんだな」
「これならできそう」「これには気をつけよう」
「見通しがもてたからやってみようかな」
なんて、少しでも思っていただけたら、
という願いをもっています。
それでは今回は、
「2月第1週~2月第2週」の振り返りです!
どうぞ!
「2月第1週~2月第2週」の振り返り
1 語り(子どもたちに導入したこと・その際に語ったこと)
・QNKSでもけテぶれでも、これは広がってほしいと思う素敵な子どもの記述を紹介しつつ、その良さを語ると、直後の活動における精度が明らかに上がる。今までは、お家の方にも伝えたいので学級通信でフィードバックしていたが、素敵な記述が増えてきて通信の作成が追いつかないのと、どうしても即時性や鮮度が落ちてしまっていたのもあり、「通信」と「撮って出し紹介」の併用にしてみた。今さらながら改めて、フィードバック(しかもなるべく早い)の重要性を感じる。卒業まであと20日ほど。最後まで併用で駆け抜ける。
2 言葉がけ(子どもたちにしたフィードバック)
・一週間振り返りQNKSで、けテぶれやQNKSについての「図解」にハマっている子。理論は回数を重ねるごとに深まっているようだが、いざ自身の行動に反映できているかと言うと、決してそうとは言い切れない状況であった。あなたの理論と、組み立てて思考を深めようとする姿勢は素敵だから、理論と行動との距離を少しずつ縮めていこう、と声をかけた。行動に結びつく場面が見られたら、今まで以上に価値づけていこうと思う。
3 子どもの実態
・社会科や保健の学習で、班別の自由進度学習を進めている。QNKSを土台とした学び合いが、ここに来てようやく結実し、熟してきた感じを見せている。授業後の振り返りにも、学び方の質の向上を挙げる記述が見られる。アウトプットとしてスライドづくり&プレゼンを設定しているが、スムーズにインプットしたものをアウトプットに移行できている。
・1年間語り続けてきて、やっと、けテぶれ×漢字の良さが浸透してきた。「けテぶれ」の文字が、様々な振り返りや記述に散見されるようになってきた。時間かかった…
4 具体物(どんな資料やワークシートを使ったか)
・跳び箱×けテぶれ。同じ班の人と技を見合い・声を掛け合う活動(分析)を、見合う際の視点と共に指示したが、月モードの学びに終始してしまう子も多い。「分析タイム」をきちんと設けて、太陽の学びも十分に掛け合わせることで、さらに高め合える活動にしたい。
・学級通信にて、素敵なけテぶれノートに加え、素敵なQNKSが展開されたロイロノートのカードも紹介した。
5 注意点(気をつけていることや難しいと感じていること)
・算数でいわゆる「一斉指導」を行った際、『学び合い』形式のときは十分に関われていた子どもたちが、いざ一斉指導となった瞬間に、今までの『学び合い』ベースの授業とは「別物」と認識してしまい、かかわりがうまく機能しない、ということがあった。結局は、子どもたちに自由を取り戻させきれていないということ。語りを入れたことにより、次の時間ではかかわりあう姿がまた見られたが、まだまだ諸々を渡し切れていないことが浮き彫りになった。
6 悩み(この悩みをもとに話し合ったり助言をもらえたりします)
・キャリア教育にかかわるゲストティーチャーの方との打ち合わせで、話が横道に逸れ、学校をはじめとした現代のシステムが、子どもたちの可能性や創造性を大いに奪ってしまっている現状について、話が弾んだ(その方は別に学校を批判しているのではなく、考えるべき時に来ているという認識)。この状況において、自分にできることは何だろう。今の所属校、目の前の子どもたちに対してできることは何だろう。地域性も踏まえつつ、4月から自分ができることを模索していきたい。
こんな感じです。
書きながら実践が整理されたり、
「じゃあ来週はこうしよう!」と思える機会、
やはりありがたいですね。
子どもたちにとっても、
1週間の最後、金曜の6時間目に設定している
「一週間の振り返りQNKS」の時間を、
そんな風に感じてもらえたらうれしいです。
来週の「け」(計画)
・算数の教科書がもうすぐ終わるので、
残りの算数の時間では
今までの学びの総ざらいとして、
「Kahoot!×けテぶれ」をやってみようと思っています。
上手くいって、気が向いたら紹介します。
それではまた、2週間後に。
#けテぶれFC