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介護スタッフの採用コストを下げるために、求人広告での応募を増やす3つのステップ(大西流)

我流ですが、これまで数多くのクライアントの採用を支援して参りました。その経験から「この3つを押さえたら求人広告からの応募数が増やせる」というポイントが分かりました。

もし「求人広告での応募数が増えない…」とお悩みの場合は、是非最後までご覧ください。きっとお役に立てると思います!

【前提】紙よりWEB

折込広告やポスティングなどの紙媒体が悪い、というわけではありませんが、個人的には紙よりWEB派です。

<なぜ紙よりWEB派なのか?>

・新聞購読率が下がっている
・求人の出し入れ、修正が簡単&早い
・効果測定が出来る
・最低限のWEBリテラシーがある人材が採用したい

これらがWEB求人媒体を推す理由です。
さて、次からが本題です。
では、WEB求人媒体で、どうやって応募数を増やすのか?

【STEP1】掲載案件数の多い媒体に求人を出す

まずは、掲載案件数の多い媒体を選んで下さい。
これが鉄則です!
掲載案件数の少ない媒体を選んでも、応募はありません。

ネットワーク効果

「ネットワーク効果」と言って、掲載されている求人数が多ければ多いほど、より多くの転職検討者がそのサイトを利用します。

他の分かりやすい例で言うと「不動産の賃貸検索サイト」です。もしあなたが引っ越しする時、どちらのサイトを利用しますか?

サイトA → 〇〇市内の掲載物件数が10件しかない
サイトB → 〇〇市内の掲載物件数が100件ある

普通の人ならサイトBを利用しますよね?!
このように、より多くの求人数が掲載されている媒体を選ぶことがSTEP1です。

時々、クライアントで「求人数がたくさん載っていると他求人に埋もれてしまって見つけてもらえない…」と懸念される場合がありますが、そう思うなら ①他に負けない魅力を創る②その魅力が伝わる広告内容にする として下さい。職場に働く魅力がないと今後人材確保にさらに苦戦します。

働く魅力は創れます!
そして、見せ方の工夫で魅力の伝わり方は全然違います。

【STEP2】採用予算と課金タイミングで選ぶ

タイプと単価

ひと昔前は「〇ヶ月掲載で〇万円」とか「A枠は〇万円」みたいな、上記で言う掲載課金タイプの求人広告しかなかったですが、今は、閲覧課金・応募課金・採用課金と、様々なタイプの求人広告があります!

①いくら採用予算をかけられるのか?
②どのタイミングでの費用発生を許容できるのか?

で、選んでみて下さい。


「なるべく安く採りたい」と思うかもしれませんが、採用予算をケチりすぎると応募がなかったり、採用できなかったりするので、募集背景に応じて採用予算を調整することが重要です。採用逼迫状況やポストによっては、1人あたり80~100万円かけても惜しくない時もあると思ます。

【STEP3】閲覧数→応募率の順番で改善

求人媒体の原理

お客様 「求人広告からの応募が全然ない」
私   「閲覧数と応募率、どちらに課題がありそうですか?」
お客様 「閲覧数?応募率?」
私   「毎月の広告が何回見られているか、そして何%の確率で応募されているかです。直近3ヶ月の閲覧数と応募率を教えていただけますか?」
お客様 「そんなもん、ない」
私   「・・・・(絶句)」

介護業界では、このようなお客様が非常に多く、私もこれまで何度もこのようなシーンに出くわしましたので、もうびっくりしません(笑)

各媒体ごとの閲覧数、応募率は最低でも理解した上で、まずは「閲覧数200/月」を目指して、その次に「応募率0.5%」を目指して下さい。

この閲覧数200、応募率0.5%という数字は、これまでの実績です。いくつもの媒体を運用してきましたが、indeedのようなアグリゲーションサイトや自社採用ホームページでなければ、多くの場合は「閲覧数200×応募率0.5%=応募1件/月」が目指せます。


<閲覧数を高める工夫>

・広告更新を頻繁に行う
・TOP写真を変更する
・キャッチコピーを見直す
・各種オプションを活用する(有料含む)
・単価を上げる


上記のような方法で、まずは「閲覧数200/月」を目指して下さい。そして、閲覧数200/月を達成しても、応募がない場合に、次に応募率を高める工夫をして下さい。

<応募率を高める工夫>

・スタッフの声を入れる
・教育制度について説明を濃くする
・職場の雰囲気、働いている人が分かる写真を掲載する
・福利厚生を詳しく説明する
・モデル給与(月給&年収)を記載する
・1ヶ月のシフト例を掲載する
・リーダー、副施設長、施設長など、管理職の人柄や考え方などを伝える
・看護、事務など他職種との連携について説明する
・残業について詳しく説明する(多い場合、少ない場合、平均)
・有休消化率、希望休の取りやすさなどを詳しく説明する

このような説明を詳しく掲載することで、二つの効果を狙います。

①興味をもってもらう 「お、何かこの求人良さそう♪」
②不安を取り除く 「ここなら私でも働けそう!」

ただ単に広告修正するのではなく上記のように「興味持ってもらえそうか?」と「これで求職者の不安は取り除けているだろうか?」を意識してみると、応募率0.5%に近づけると思います。


以上です。
今日も長文に最後までお付き合いありがとうございました!僕の発信する情報で、介護業界の採用力が高まれば嬉しいです。

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