#1292 千早茜さん

こんちゃお。
ねおなお8⁠-⁠)です。


昨日スニーカーを履こうとしたら関節よりのふくらはぎが攣ってしまいそれが今日まで尾を引いている。
伸びをするだけで全身どこでも攣りそうになるほどにからだにガタがきているのである。
やれやれ。


ドライブに誘われた。
疲れていてギリギリまで行くか迷った。
でもわたしは車に乗ってるだけ。運転するでも何する訳でもないからとりあえず行くかと腰をあげる。
なんか、行かなきゃ行けない気がした。


でも遠くまで行く元気は無かった。
すぐに場所を変えてくれた。
どこがいいかも聞いてくれた。
とにかく
わたしに合わせようとしてくれている。

それでも
結果渋滞と疲労で行きで車酔い。
ランチはせめてもとしたけれど
ごちそうになった上
帰りはまさかの相手をおいて電車を選択する。


帰りながら
わたしって自分勝手だなとつくづく思う。


もう何年だろう?6年くらい?
ずっとメル友。
顔を合わせたのは五本の指に入る程度。
でもほぼ毎日LINEはする。
本当に日常的な
時に愚痴を聞いてもらったり。
ただただ優しい。
求めている言葉をくれる。
わたしのメンズライクな見た目も
指定難病を2つ抱えてることも
気にしない。


わたしは都合がいい。
都合のいいようにきっとLINEをしている。
気が乗らない時は殆ど返さない。
それでも
向こうはレスが早い。


男と女の関係ではないから?
お互いが都合のよい関係なのだろうか。


その人は似ている。
早起きタイプ、コーヒー好き、マイクラ好き。


数えるほどしか顔を合わせていないのに
車で二人でも嫌悪感はない。
むしろ横で寝られるほど緊張もない。
話そうと思えばずっと話せる
無言になれば無言でも苦痛ではない。


一人が好きで一人を好むわたしの
時々襲ってくる寂しさを埋めてくれる。


でもそれだけ。
いつでもこの何年の積もり積もったものは崩れる可能性がある。
崩れない可能性もある。


男と女でない限りは。


渋滞が無いと分かっていればドライブ帰り
車でも良かったのかもしれない。


ただ一瞬
親友ちゃんが暇を持て余してるLINEが届いて
気持ちがそちらに傾いた。


気分が悪い
機嫌もよくない
このままはツライ



親友ちゃんに会えばなにか気持ちが変わる気がした。


ズルい。本当に。
でもこれがわたし。
昔から何も変わらない。


満たされない何かと
ずっと闘っている。
求めているのに
簡単に手を離したり伸ばしたり。


結局親友ちゃんにそんな話はすることなく
ただ他愛もない時間を過ごして
気分が楽になった。


16性格診断
自分で診断した結果と親友ちゃんに診断してもらった結果が一緒で驚いた。
わたしも親友ちゃんの診断をしたら親友ちゃんの自己診断と一緒。


結局
そういうことなのだろう。


わたしは楽を選ぶ。
分かってくれている安心とその心地よさの天秤に勝てることが無い。
どれだけ優しくて求めているものをくれようとも。


そんなことを思ったのは
千早茜さんの『男ともだち』を読んだからかもしれない。
何ともいえぬ男と女の関係。
わたしには刺さる言葉が沢山紡がれていた。


考えさせられる。
千早茜さんの描く男と女の関係性は
わたしの心を少し楽にする。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?