ワインエキスパート③学習頻度と時間
仕事がある日は忙しいから休みの日にまとめて勉強しよう。その気持ちよくわかります。でもそれ実は効率悪いってご存じでした?
忘却曲線、再び
ワインエキスパート②でご紹介した通り人間は時間が経つにつれてどんどん忘れていく生き物。学習したらなるべく間をあけずに復習したほうが、覚えなおす労力が少なくてすみます。つまり1度にまとめて勉強するより毎日少しずつでも勉強したほうが脳みそ的には圧倒的に楽なんです。
ミルクレープ勉強法
そして忘却曲線の法則を最大限に利用するには、まず前日の復習をしてからその日の勉強に進むと効果的です。ミルクレープのように何回も重ねながら進むことからこんな美味しそうな名前がついています。ちなみにミルクレープはその名前からフランス発祥かと思いきや実は日本生まれ。ワインをペアリングするとしたら同じ日本生まれのマスカットベーリーAなんて面白いかもしれません。キャンディのような風味のワインとやさしい甘さのミルクレープ、うーん美味しそう…今度やってみよ。
大人の集中力、あなたはいくつ波に乗れるか
ところで人間の集中力は15分周期で高まったり低くなったりします。なので小さい子供は15分で飽きてしまい、少し成長して学生さんくらいになると波を乗りこなすことができるようになり最大90分まで行けるように。もっと大人になると徐々に乗れる波が減ってきて45~60分が限界になるようです。1時間以上会議やってるとぼーっとしちゃうのはこのせいですね(?)。というわけで集中力の観点からも休日にまとめて勉強するよりも毎日少しづつ勉強したほうが質の高い学習が期待できます。もちろん休日に長時間勉強することが悪いわけではありません。がその際も15分の波を意識して適度に気分転換しつつ進めると効果的。休むのも勉強のうち。ミルクレープとマスカットベーリーAでエネチャージしながらボチボチいきましょう。
ちなみにこの間飲んだら美味しかったマスカットベーリーAはこちら
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