コロナとうつ
新型コロナウイルスの影響で、私たちの生活は大きく変わってしまいました。
そして、最近「コロナうつ」と言われるように、自粛生活のストレスなどが原因でうつになっている人が多いとのことです。
1 「コロナうつ」の深刻さ
ネットでいくつかコロナ禍における鬱について調べてみたら、以下のような情報が出てきてました。
事態の深刻さが分かるかなと思います。
母親の「産後うつ」 コロナ影響で倍増のおそれ 研究者調査
出産後の母親の「産後うつ」が新型コロナウイルスの影響で以前の2倍以上に増えているおそれがあることが研究者の調査で分かりました。
(中略)
調査結果によりますと、回答が得られた出産後1年未満の母親2132人のうち、「産後うつ」の可能性がある人はおよそ24%に上りました。
深刻な「コロナ鬱」 全国の医師調査「精神疾患が増加」4割が回答 専門家「散歩などのメリハリは精神面にプラス
医療情報提供サービス会社「eヘルスケア」が8月、全国の561人の医師を対象に実施した調査では、コロナ禍の外出自粛や休業要請など生活環境の変化で、患者が増えたり、症状が悪化した疾患を複数回答で尋ねたところ、「不安障害、鬱病などの精神疾患」が38%で最多だった。
コロナの疑い患者を診察した医師に限ると、精神疾患は47%にのぼった。
(中略)
警察庁が公表した8月の自殺者数の速報値では、全国で前年同月比15・3%増の1849人だった。男性が60人増の199人だったのに対し、女性は186人増の650人だった。
2 私もうつになりました
私は現在大学生で、オンライン授業を受けています。
生活が大きく変わり、人と会うことが極端に少なくなりました。
家の中で過ごす時間が増え、1人の殻に閉じこもるようになっていきました。
先行きの見えないコロナ禍で、いろんな物事を悪い方、悪い方に考えがちになっていきました。
自分を悲観的に感じてしまったり、責めてしまう時間が多くなりました。
やらなければならないことに使う時間ばかりになってしまい、うまくリフレッシュすることができずに、自分の体に鞭を打ち続けました。
次第に体が重たくなり、何に対してもやる気が起きず、やらなければいけないことがたまり、それでまた自分を責めると体が動かなくなるという悪循環になっていきました。
内科の先生に診てもらい、診断をうけると、自分は今うつ状態にあることを言われました。
それから処方された薬を服用し、アルバイトのシフトを減らすなど、できるだけ負担を減らすようにしました。
一日の中で寝る時間が以前より大幅に長くなりましたが、治療のためだと思って、睡眠をとることを第一に生活していました。
現在はそれらの甲斐もあり、以前よりは状態も良くなってきました。まだ油断はできませんが、少しずつ生活を戻していこうと思っています。
3 コロナに負けないために
精神状態を保つためにどんなことに気をつけ、行動するとよいのか。
私はこの日のOAを見ていなかったのですが、「世界一受けたい授業」のOAまとめが分かりやすかったので紹介しておきます。
新型コロナに打ち勝つ方法として、次の6つが紹介されていました。
1.情報を意図的に制限する
2.リアルタイムのコミュニケーションを積極的にとる
3.ネガティブ・ケイパビリティ―(受け入れる能力)
4.楽しかった思い出の写真を見る
5.感謝の気持ちを持つ
6.映画鑑賞
リンクには、より詳しい実践方法が紹介されています。
ウィズコロナの生活は、これから先も長く続くと思います。
途中で疲れてしまわないように、感染症対策には気を付けつつも、気を張り詰めすぎないようにたまには気分転換・リラックスすることが大事だと思いました。