結局楽しいと感じるところ
ビジネスの世界は捨てて来た
毎月数字に追われて、追いかけても追いかけても追いつけず
やっと追いついたと思ったら、翌月にはまたゼロから追いかける
何のために仕事をしているのかを忘れる毎日
中小企業に勤める40歳の女にしては
かなりの給料ももらっていたけど
その分、旦那との時間も自分の時間も犠牲にしてきた
最後の2年間は本当にボロボロだった
そしてビジネスの世界を捨てた
山にこもって暮らしていく
引っ越しの時に持ち物はほとんど処分して
ビジネスの世界には戻らないつもりで地元を去った
で、結局、今の私をワクワクさせるのは
ビジネスの記事
新しい企業が近くの町に新規事務所を開設した、と読めば
そこにはどんな仕事があって
どんな人がいて、どんな未来があるんだろうと考える
そこで働くことはできるだろうか、楽しい仕事があるだろうかと
ワクワクする
結局、私はあのワクワクが捨てられない
のんびりした生活は好き
だけど私は、
リーガルのヒールをカツカツと鳴らしながら街を歩く
そんな世界のほうが好き