チャレンジ⭐︎海外留学②〜フィリピン教育〜

留学がスタートしてから個別指導でフィリピン教育について学んだ。
それは想像していたものと違っていて
ほとんど書かないアクティブな授業だからだ。
理由としては、全員が紙やえんぴつがちゃんとあるわけではない。
紙も広告の端切れのようなものだった。

最初の打ち合わせで先生の方から折り紙について教えてほしいと依頼があった。
その他にも日本の文化や日本語について教えてほしいと言われた。
それを言われて正直自信はなかった。
中学校から苦手な英語。
それを克服するためにきた留学だったのに
まさかのその英語を使って授業をするからだ。
不安があったが決まっていたし、やるしかなかった。
そこから全力でやれることをやった。

授業の計画から教材づくり、コミュニケーションの取り方などをいろいろ学んで作った。
授業の計画も先生方が教師の経験がなく
アイディアもなかったので調べて授業を作った。

初めての授業▷▶▷

最初はとても緊張した。
2コマ×50分の授業でスタート時間は適当なのに授業時間はきっちり50分。
最初はテーマとなるものに繋がる歌やダンスなどで始めて、楽しいかをを聞いて生徒たちにテーマを答えさせる。
だから、テーマに繋がる導入でなければならない。
授業のほとんどがアクティビティ。
最初は単語の確認をしてから
それを使ってゲームなどで身につける。
そして、最後に復習をして普段なら宿題という流れだ。

始めに自己紹介と挨拶をした。
1番最初の授業は日本語での挨拶(自己紹介のやり方)についての授業を行った。
そのために『Hello Song』をみんなで歌って
テーマを答えてもらって英語と日本語を繰り返し行った。
その後に自己紹介に言い方について教えた。
ここで1番大切なことはできたことに対して褒めるということ。
フィリピンの教育は目的がしっかりとしていて
目的以外のことは話さないことも重要だ。
私は初めての授業で自己紹介もあったのでアクティビティが少なくしていたので時間が余って反省する結果となった。
次の時間は折り紙について行った。

最初の授業は満足いかない結果となった。
ここで反省して1つのテーマに対して3つのアクティビティを作るようにした。
その結果、生徒分の教材を1人で準備しないといけないし授業の流れも考えないと行けなかったから徹夜する授業づくりとなっていった。
しかし、全く辛くなかった。
なぜならいい授業をすればするほど
生徒たちは笑顔になって楽しんでくれるからだ。
その笑顔が見たいから生徒のことを思うと頑張れた。

全ての授業が終わって
生徒たちから「また授業してほしい。」「先生の授業楽しいし好き。」などと言ってもらった。
先生方にもここで働いてと言っていただいた。
とても嬉しかったしやってよかったと思った。
これがあったから今も授業づくりには力が入る。
本当にいい経験ができたと思う。

海外の教師経験を終えて…

日本とフィリピンの違いにとても驚いた。
フィリピンは日本に比べて決して恵まれている環境ではない。
教室や文房具も整っているともいえない。
しかし、日本と違って目標を達成するためだけに授業が行われていて子どもたちも学びやすい。
そして、アクティビティが多いから楽しいと思った。
書くだけではない授業。
繰り返し行って口や耳に覚えさせていく。
そして、叱るのではなく褒めて伸ばす教育
そこに魅力を感じた。
だからこそ、いいところは盗んで活用していく。
私はこれからも子どもたちがもっと楽しい学校生活になるために勉強をするのだ。

※もともとは中学校見学のつもりで希望出していたのに蓋を開けてみれば、高校生だし授業をしました。
高校生ってわかったのも生徒たちと会話をしていたら誕生日の話になって気づきました(笑)

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