眩暈や立ちくらみ、抜け毛や視力低下は「血」の不足・・・「血虚」です!
前回、エネルギーである「気」が不足した「気虚」の時の
「養生」について書かせて頂きました♪
※な~んかだるい、イマイチ元気がない・・・コレ、気虚ですね!
今日は「血虚」(けっきょ)について書かせていただきます♪
気は、全身に張り巡らされた経絡の中を流れていますが、
同時に「血」(けつ)も流れています。
中医学による血の概念は、血液としての働きの他に
精神活動を支える働きもあり、思考とも関係しています。
十分な血が経絡の中をスムーズに流れていれば健康ですが
不足すると「血虚」の状態になってしまいます。
ちなみに、血は単独で流れているわけではなく
「気」と、くっついて一緒に流れています。
なので「気虚」が続くと、おのずと「血虚」にもなってしまいます。
血液としての働きは、全身に栄養や酸素を運び潤いを与える働きです。
なので、血が不足すれば
皮膚が乾燥したり、髪が抜けたり、視力が低下したり・・・
眩暈や立ちくらみ、貧血も・・・
(最近思い当たることが多いかも・・・私^^; )
また、精神活動とも関わっているので
不足すると、イライラしたり不安や不眠、物忘れなどの症状があります。
特に、無理なダイエットや過労、偏食、少食、夜更かしは
血虚になりやすいので注意が必要です!
血虚の時の養生は、不足した血を補うことを考えてみましょう!
食養生では、血を補う食材というと
レバーやほうれん草は思い浮かびますね。
他に、黒ごま・黒豆・ひじきなど黒い色の食材も補血作用があります。
小豆やトマト、棗や枸杞子も良いですね!
写真は、ひじきや枸杞子と鶏肉、砂肝などを使った
マルシェの晩ごはんです。
食養生の他には、足の内側、特に内くるぶしから膝にかけてのラインを
マッサージしましょう!
そのライン上には、三陰交・陰陵泉・血海などの
血虚には嬉しいツボがいっぱいです。
人も愛犬も同じように考えてくださいね。
未病を感じたら、養生して病気予防♡
愛犬と一緒に元気に過ごせますように♪
次回は、気の流れが滞ってしまったら・・・について
お話しします(*^-^*)