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遊びは学びの宝庫⁉『遊育』ってなに?

セイバンスマイルこども園では、『生きる力』を育むオリジナルカリキュラムとして、『学育(ガクイク)』『遊育(ユウイク)』2つの教育の柱を掲げているんです。日々の生活や 遊び、保育カリキュラムを通して『探究力』 『挑戦力』『実行力』を育むことで、“生きる 力の基盤づくり”を行います。

どちらも聞きなじみのない言葉だと思いますが、一体どんな内容なのでしょうか。今回は、そんな2つの教育の柱である『遊育(ユウイク)』についてご紹介します。

遊びの中には学びがいっぱいあるんです!

遊びはまなびの宝庫⁉

遊育(ユウイク)とは、文字の通り”遊びの中から生きる力を育む”取り組みです。
カリキュラムなのに遊び…?と思われたかもしれません。
これだけ聞くと、少しイメージがしにくいですよね。

でも、遊びには生きる力の基礎がたくさん詰まっているんです!
『おままごと』を例に、どのような力が育まれるのかご紹介します。

①前に踏み出す力(アクション):主体性・働きかけ力・実行力
・やりたい!という、物事に取り組む力
・一緒に遊んでくれるお友達を集める、働きかけ力
・おままごとで遊ぶという目的を持ち行動する、実行力

②考え抜く力(シンキング):課題発見力・計画力
・どこで遊ぶかや、お友達が何人必要かなどを考える、課題発見力・計画力

③チームで働く力(チームワーク):コミュニケーション力・規律性
・お友達とのやりとりで育まれる、コミュニケーション力
・遊びのルールで身につく、規律性

どうですか?遊び一つに大げさだと感じられるかもしれません。
「うちの子は率先して動く方ではないんです…」なんてお声もよく聞きます。
率先して動く子も、観察してじっくり考える子も、この過程に触れること・経験することこそが生きる力の根っこになります。
そして主体的に取り組んだことは、目標に向かって行動し達成すると、次への挑戦力につながります。

おままごとを例に挙げましたが、低年齢のお子さまでも遊びの中から学ぶことはたくさんあります。
1歳さんは、各自のやってみたい!からスタートです。
2歳さんは、やってみたいから行動・挑戦に移していきます。周りの動きを見て学んで真似て、自分スタイルにしていきます。
3歳さん、お友達を巻き込んで、やりたいことに挑戦していきます。成功ばかりではない過程で生きる力を身につけていきます。

『遊び』は非認知能力の土台作り

遊びの中から育まれる力についてご紹介しましたが、このような点数化できないけれども、人生を豊かにする力を『非認知能力』といいます。

IQや学力といったテストなどで評価している能力を「認知能力(cognitive skills)」と言います。一方、物事に対する考え方、取り組む姿勢、行動など、日常生活・社会活動において重要な影響を及ぼす能力を「非認知能力(non-cognitive skills)」と言います。

一般財団法人 日本生涯学習総合研究所

最近よく耳にする言葉なので、ご存知の方も多いかもしれません。
この非認知能力は幼児期(1歳~6歳)に育成することが最も効果的であるといわれています。
セイバンスマイルこども園では、『遊育(ユウイク)』を通して非認知能力の土台作りを行います。

特別な活動ではなく、何気ない活動一つ一つを大切に

いろいろな経験が非認知能力を育みます。

じゃあどうやって育んでくれるの?特別な活動やカリキュラムがあるの?と思われたかもしれません。私たちが行うことは、とってもシンプルです。

子どもたちが安全に安心して、やりたいことや興味のあることを、思いっきりさせてあげること。気づかせてあげること。引き出すこと。寄り添うこと。例えば…

  • 子どもたちの興味関心に寄り添う『声掛け』

  • 興味・持続性を大切にし探究力を育む『自由活動

  • 様々な年齢の方と触れ合う『地域交流』

『非認知能力』と聞くと、なんだか特別な力に聞こえるかもしれませんが、最近注目されているのであって、今までも当たり前に育まれていたんです。
点数化できる能力だけではなく、何気ないことが大切だったんですね。

今回は、セイバンスマイルこども園のまなびの特徴である、『遊育(ユウイク)』についてご紹介しました。次回は、『学育(ガクイク)』についてご紹介しますので、お楽しみに!

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