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テレビの裏側

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テレビ制作・テレビ宣伝の裏側・思い出を綴ります。
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2024年1月の記事一覧

「俳優さん」と揉める時

ドラマを長い間やって来て、感じた事がある。

ここから書く事は「私見」であるし、全ての「俳優さん」に当てはまる事でも無い。

「女優さん」は男性的な方が多い。元々、女性は一般的に「自分の美しさ」で男性を惹き付けるという要素を持っていると思う。

それを「職業」にしたのが「女優さん」。

今の世の中では変わりつつあるが、かつては「男性と同等の職業性」を持っている女性の数は少なかった。

だから、「女

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ドラマ「想い出づくり。」

現在、BS-TBSで再放送中の山田太一脚本ドラマ「想い出づくり。」を毎日楽しみに観ている。

1981年の製作。

ドラマは20代前半の、森昌子・古手川祐子・田中裕子三人の「等身大の悩み」を中心に話が進む。

山田太一の脚本には、「説明台詞」が一切無く、三人のキャラクターが際立って、観ている僕たち視聴者に、40年以上の時を経て、強く迫って来て、大きな感動を与える。

「家族」というものが存在してい

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間寛平さんの「笑い」

間寛平さんの「笑い」が好きだ。

僕は寛平さんと「寛平の屋台がいく!」という深夜関西ローカル番組を一年余りやっていた。

間寛平さんと島田珠代さんが屋台を押して、地元の人たちとおでんを突きながら、トークを繰り広げるバラエティー番組。

別撮りで、花紀京さんのコントコーナーもあった。

今から30年以上前の話である。

吉本興業のプロデューサーは、「M-1」を作った谷良一さん。チーフ・プロデューサー

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