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適応障害と診断される私:Eさん&Hさん編①

はじめまして。ららんと申します。
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今夏、私は
人生で初めて「適応障害」と診断された。
私はメンタル不調とは無縁な人だと思って生きてきた。
そんな私が「適応障害」となった今、思うこと。


⚫︎前回のお話⚫︎

上司が採用を決めたEさんが勤務を始めた。
前職が事務職だったので文字の入力については問題がなかった。

ただ、常におどおどしていたのでこちらも常に不安がつきまとっていた。

Eさんの入社から2ヶ月。
地方にあった別部署の仕事を全部こちらでやることになり、また求人を出した。

今回の採用にあたり、私が面接に立ち会ったことはなかったが、面接予定の女性が渋滞で面接時間に間に合わないと電話連絡してきた。
そのときの雰囲気と、会社に到着して応接室に案内する時の私との会話で臨機応変さが垣間見えた。

なので、面接をした上司(クソ上司ではない人)に「仮にPC業務が未経験でもやる気がありそうならこの人を採用してください。多分、前向きに努力する人ですよ」と伝えた。

結果、彼女は事務未経験だったが、私の鶴の一声で採用。
Eさんの指導もままならない状態だったがHさん(38)が入社することになった。


私、Eさん、Hさんの3人で業務を進めていく毎日。
EさんとHさんは基本的な業務が異なる。
その異なる業務が両方できるのが私。
だから、常に2人のフォローをし、指導をし、悩みを聞き、この事務所を最低限機能させることに必死だった。


Eさんは、マニュアルやテンプレとして私が用意したものを活用することはできた。逆にいうと、それがなければ何もできなかった。
言われれば動くけど、言われなければ動けない。

そして、致命的だったのがコミュニケーションを取るのが苦手だった。

Eさんの業務はお客様からの問い合わせの対応がメイン。
電話・メール・チャットでくるクレームや商品に対する質問、配送状況の確認など質問は多岐にわたる。

とにかくスピードと正確性、臨機応変さが肝になる業務だったが、彼女にはそのすべてが不足していた。しかし、経験を重ねて行けばカバーできる部分もあるので、そこは長い目で見るつもりだった。


HさんはEさんとは違う業務であったが、それだけでは手があいてしまうので時々Eさんの業務を手伝ってくれていた。

データ保存していたマニュアルを渡し、必要なことは適宜ここに追加していくと仕事を引き継ぐときも楽だし、自分も見やすいよと伝えた。
PC未経験だったので、ショートカットを教え、officeの使い方も教えた。

いろいろなことがあった。大きな損害が出たこともあったし、請求額が違うこともあった。PC未経験だから文字を打つのも遅かった。

でも、それもEさん同様、経験が必要だった。とにかくその経験を積むためには時間がかかる。仕方ない。そこは教えるこちらも覚悟が必要だった。

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