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三日坊主になるのはなぜ?
・ダイエットしようとしても長続きしない…
・新しいことにチャレンジしても結局やらなくなる…
多くの人が経験あるでしょう。ほぼ全員かもしれません。
なぜこのようなことが起きてしまうのでしょうか?
三日坊主が起こる仕組みを理解することで、続かないのは当たり前ということに気がつき、精神的に楽になれます。
続けること、習慣化のヒントも隠されていますので見ていきましょう。
生きていくうえで必要不可欠なホメオスタシス
いきなりホメオスタシスという聞き慣れない言葉が出てきました。
ホメオスタシス→「恒常性」「恒常性維持機能」
などとも言われます。
何か変化があったときに一定の状態に保とうとする機能のこと。
暑いときは体温が上がってしまうので、汗をかいて体温を下げる。
寒いときは体温が下がらないように体を震わせて熱を出す。
走って体の酸素が足りなくなりそうなら呼吸が大きく早くなる。
擦り傷や切り傷があれば、そこを塞いで治そうとする。
菌やウイルスが入ってくればそれを排除しようとする。
これらはホメオスタシスによるものです。
夏の暑いときに汗をかかずに体温が上昇しすぎれば、死の危険性もありますし、ウイルスが入っても排除しなければ、危険なのは間違いありません。
ホメオスタシスは生きていく上では無くてはならない大切な機能なのです。
三日坊主の大きな要因はホメオスタシス
しかし、物事を続ける、習慣化することに関して言えば厄介なやつになってしまいます。
ホメオスタシスは変化に対する機能とも考えられます。
現状で生きていられているから無理に変化する必要はないと判断していると言えます。
今までしたことのないことや新しいことをやろうとしても、体はそれをしない方向に持っていきたがるわけです。
変化を避けよう、変化しないように元に戻そうとするのです。
体に備わってる機能なので、これに抵抗してやるのは至難の業。
三日坊主でも気にしない
体の状態を一定に保とうとするホメオスタシスにより、何も対策しなければ、新しいことをしても三日坊主で終わって当然。
継続できないのは実は当たり前なのです。
「自分はダメな人間なんだ」と思い悩む必要はありません。
「自分はダメ」ということを認識してしまうと、ちょっとした問題が起こります。
ダメな状況に陥りたくないということが無意識に働き、新しいことにチャレンジすることさえしなくなるようになる、ということです。
何かを始めて続けようとしなければ、「ダメな自分」には出会わないことになります。
今の自分に満足できていないから新しいことをやろうとしているわけなのに、「ダメな自分」に出会いたくないがために、チャレンジするのをためらったり、やめてしまうのは何かおかしいと思いますよね。
変わりたいからやろうとしているのに、過去の経験からやること自体を躊躇してしまう。
このようにならないためにも、続かないのは当たり前で自分のせいではない、ということをしっかりと認識しておきましょう。
継続してやるのが難しいのは分かったけど、具体的にどうすればいいか?については別の機会にお話しします。
まずは三日坊主でも問題ない、続かないのは誰でも当たり前ということを覚えておきましょう。