かわいいって言われるのが嫌い

インスタで見かける友人の子供、散歩中すれ違った小型犬、遠くからこっちを見つめる野良猫、毎日大きくなっていくミニトマト、リボンのついた小物。
わたしにとっては全部かわいくて、愛らしい。

嫌なことがあっても、かわいいものを見ると嫌な気分が紛れて、癒される。わたしにとってかわいいものは、心の休息に欠かせないもの。

ただ、かわいいものは好きなのに、自分がかわいいと言われることはどうも気持ち悪い。受け付けない。

当方すでに三十路を過ぎているのだが、何かとかわいいと言われることがおそらく同じ年の他人よりは多い。
全然嬉しくないんだけど、お世辞や褒め言葉として使われるの形容詞の中で、一番「かわいい」がわたしに合っているということなのだと思っている。顔が童顔なのはもちろん、きっと態度や話し方とか、全部が年相応でなく、子供っぽい。普段は割と冷静でも予想だにしてなかったことがあると結構慌ててしまったり、すぐお腹が減るのでちょいちょいお菓子を食べたり…こういう行動がだめなのだろう。

わかっているけど、なかなか直せるもんでもなくて、まあ仕方ないかと若干開き直っている。でも、いつか精神年齢が実年齢に追い付きますように。かわいいって言われませんように。七夕昨日だったけど、そんなことを願っている。