マガジンのカバー画像

スマートスーツに関する記事

22
スマートサポート社が開発した軽労化をコンセプトにしたアシストスーツ「スマートスーツ」に関する記事をまとめています。
運営しているクリエイター

#アシストスーツ

タイヤ交換での腰痛発症にご注意ください

この時期にしては暖かい日が続いていた北海道も今日は最高気温が10℃に届くか届かないかという気温です。天気予報によれば明日は平野部でも積雪の可能性があると言われています。そろそろ冬支度をしなければなりません。 積雪地域の冬支度の重労働といえば、庭木の雪囲いと車のタイヤ交換ではないでしょうか?地方に住んでいれば、大人はひとり一台の車を所有していることも多く、タイヤ交換は億劫な冬支度のひとつです。 最近はガソリンスタンドやディーラーなどに、タイヤ交換を頼む人も多いのですが、知り

スマートスーツは中腰姿勢から起き上がる時に4つの機能を同時に発揮します。

当社はスマートスーツの開発のさきがけであると思っています。当初はモーター付きの製品開発をしていましたが、モーターをつけるということは、制御や電源を必要とします。当然、コストも高くなるし、故障もしやすくなります。 そこで、パッシブなアクチュエータとして弾性体(ゴム)を選び、ゴムの力だけで、中腰姿勢からの起き上がりをサポートする構造を考えました。 この構造は特許になっています。 腰痛は腰の骨や筋肉に大きな負荷がかかることで発症します。 中腰姿勢から起き上がる時に、背骨が釣竿

アシストスーツ導入の目的と選び方

当社はアシストスーツの企画・開発・販売を20年近くやってきました。正確に言えば、最初の数年は、私が経営する農業コンサルティング会社で開発をしていましたが、農作業以外にも介護や製造業など多くの需要があるのではないかと考え、2008年に当社をベンチャー企業(今風に言えば、スタートアップ)として立ち上げました。 開発のきっかけは、農家のお父さん、お母さんたちの多くが腰痛に悩まされていて、農作業が立て込んでいる時に腰痛を発症すると経営を圧迫するような状況になりかねない。という声を聞

安心を着て雪かきをしよう!

今年の北海道は記録的な大雪で市民は雪かきに追われています。幹線道路や生活道路の除雪、排雪も追いつかず、幹線道路は普段2車線のところも1車線しか使えず、路肩には人の背丈をはるかに超える雪が積み上げられていて見通しがとても悪い状況で、大渋滞が発生しています。 世界一雪に強い大都市だったはずの札幌も今年の大雪にはなすすべもないと言ったところでしょうか。 雪かきは重労働です。特に加齢によって体力が低下しているお年寄りや、女性などにとってはきつい作業です。でも、雪はそんなことも感知

スマートスーツの腰の負担軽減が25%ってどんな感じ?

スマートスーツには「軽労化」の効果があります。 軽労化とは力持ちになったり、早く動けるようになるなど、「できないことができるようになる」ような身体能力の増強を目的とするものではなく、作業によって身体にかかる負担や疲労を軽減すること「できることを楽にする」を目的にしています。 一方で、身体にかかる負担をを受け止めるのは骨格や筋力です。作業負担を軽減するということは、骨格や筋肉に対する負荷を減らすことを意味します。筋負担を減らすということは、運動刺激を減らすということですから、

スマートスーツはコルセット効果があるアシストスーツです。

アシストスーツに期待される効果は、大きく分けて2つあります。ひとつは着用者の能力を高めることを目的にするものです。持てないような重量が持てるようになったり、早く動くことができるようになるといった、「できないことをできるようにする」技術であり、もう、ひとつは、動作や姿勢の保持などで身体にかかる負担を減らすこと、すなわち、「できることを楽にすること」です。 スマートスーツは後者の「できることを楽にする」ことを目的にしており、我々はこれを「軽労化」(「軽労化」はスマートサポート社

高齢化社会における、高齢者の働き方とスマートスーツの活用

高齢者雇用とタイトルにありますが、高齢者とはWTOの定義では65歳以上の方を指します。高齢者は一般的に若い人と比べて体力がなく、場合によっては認知機能も低下して、若い人ほど仕事ができないと思われがちですが、今の高齢者は昔の高齢者と比べ、体力も知力も非常に高く、若いということが証明されています。 経験も豊かで人脈もあり、仕事でも一層の活躍が期待されています。 30年ほど前は、定年は55歳でした。日本人の平均寿命が伸び、国民の平均年齢が高くなるに従い、定年は延長され、昨年春の法

ワークスタイルにあったスマートスーツを選ぶ

スマートスーツは、スマートサポート社(北海道大学発ベンチャー企業)が作業によって腰にかかる負担と疲労を軽減するアシストスーツです。 基本的な構造は特許取得済みです。軽労化効果は大学等から多くの論文が発表されていて効果が科学的に証明されています。また、厚生労働省からもその効果を認証されていますので、安心してお使いいただくことができます。 現在、スマートスーツには下記の3つのモデルが用意されています。 スマートスーツ・ライト スマートスーツ・プラス(つなぎ、パンツ) ス

腰以外のサポートはしないのですか?

スマートスーツは腰や膝をサポートするように設計していますが、肩や手首もサポートできないかという相談がよくあります。 結論を言えば「できます!」 しかし、作業者の安全性を考えたときには、必ずしも肩などの補助は有効かどうか心配もあります。 というのは、肩や手首は”旋回”という動きをします。、骨格や筋肉が複雑に作動して稼働域を制御しています。そのような関節の場合、ひとつの動作を補助することができたとしても、他の動作を妨げることになる場合が多いのです。 安全がある程度確保でき

介護現場へのスマートスーツの導入

先日、静岡県の社会福祉法人からスマートスーツの追加注文がありました。この法人が運営している老健施設では、職員の腰痛予防のため福利厚生として3年ほど前からスマートスーツが導入されています。 導入時には、現場で着用を躊躇する介護者もいたようですが、今はみんな使用しているとのことです。 日本の高齢化は世界一と言われています。少子高齢化や高齢者医療の充実で寿命も伸びているのが要因とされています。自立した生活ができなくなった高齢者は施設に入居して介護を受けることになりますが、介護者が

スマートスーツの腰痛予防効果はわかるけど、現場の作業者は着用したくない?

スマートスーツに関してお問合せをいただく方の多くは労務管理者や経営者です。中には”ひとり親方”の方もいらっしゃいます。 作業者の高齢化が進む中で、腰痛発症による労災やそれに伴う欠勤などで、現場の人ぐりがつかず悩んでいる方が多く、その解決策としてスマートスーツを選択肢のひとつにしてくださるようです。 スマートスーツは、北海道大学をはじめ共同研究先の研究機関や大学、企業、あるいは第三者機関による検証を重ね、「腰痛予防に効果がある」ことが認められていますので、しっかりと作業現場に

うちの現場でスマートスーツが使えるのか?とお考えの方に

スマートスーツはアシストスーツのひとつですが、アシストスーツといってもさまざまな製品があります。その中でどれを選ぶかは、作業現場の環境や作業者の体力、期待する効果などによって異なります。 もし、作業者の筋力増強を希望されているのでしたら、スマートスーツを選ばない方が良いでしょう。なぜなら、スマートスーツは自分が本来発揮できる力以上の力をアシストする目的で開発、提供していません。 たとえば、床の上いある20kgの材料をコンテナに入れて机の上に持ち上げる作業があって、これを担

運送業界は年末の超繁忙期、倉庫でのピッキングやドライバーさんの腰痛対策は万全ですか?

年末やクリスマスやお歳暮など物流が大幅に増えて、トラックドライバーさんは大忙しです。最近はAmazonをはじめ、ほとんどのネット通販では「ブラック・フライデー」なるプロモーションを行なっています。11月末から年末にかけて個人消費も増大するので経済効果は大きいでしょう。 一方で、運送業界も人手不足に悩んでいます。 ドライバーだけでなく倉庫で品出し(ピッキング)の仕事をされる方も不足しているとのことです。また、現場で働く方も高齢化しており、加齢による体力低下から腰痛を訴える人も

スマートスーツの購入方法

スマートスーツに限らず、アシストスーツを入手しようとしても、どこで買えるのかわからないと思っている方も多いと思います。 また、アシストスーツを買ったものの、結局、使わずに倉庫に眠っているという方も多いと思います。 当社のスマートスーツをご購入される方の多くは企業ですから、購買担当者や労務管理者など実需者に近い方から会社に直接、電話やメールでお問い合わせくださる方がほとんどです。大企業の場合には商社を通じてお問い合わせをいただくこともあります。 当社ではお問い合わせをいた