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僕が実際に体験した、ゲーム依存の恐怖
西です。
みなさんゲームは好きですか?
僕は好きでした。
今は嫌いとまではいきませんが、ゲームをすることに抵抗感があります。
僕の人生は大きくゲームに左右されてきた人生だったと思います。
2日に1回、1日15分
僕は小学生の間、親からゲーム時間を制限されていました。
ゲーム自体は幼稚園の頃からしていたのですが、目が悪くなることや他のことに手が付けられなくなることを心配されて他の友達より少なめのゲーム時間を設定されていました。
小学生の頃は3DSでよく遊んでいたのですが、遊べるのは2日に1回、1日15分だけというルールがありました。
当時は全く違和感なかったし、今でもずっとそのままでよかったと思います。ゲームをしていなかった時間は外で遊んだり、工作や読書や勉強をしていました。
でも違和感はなかったといえど、やっぱり僕はゲームがしたかったのです。
友達の家なら制限はかからないので、近くに住む仲のいい友達の家で2時間くらいゲームをするときもありました。
時間制限がなくなって
中学生になったくらいからゲームの時間制限がなくなりました。
あったにはあったのですが、だんだんそれを超えるときが多くなっていきほぼないようなものになりました。
入学したての頃に新しい友達から教えてもらったゲームが今まで遊んだどんなゲームより楽しくて、寝る時間も削ってゲームをするようになりました。
FPSゲームだったのですが僕は周りと比べても下手な方で、負けず嫌いがでてしまい勝てるまでやめれない状況にまで陥ってしまったのです。
生活習慣も崩れて授業中も寝てしまうし、その頃に課金も始めました。
でもそれで楽しかったのです。
飽きてきたのに…
問題は、ゲームのアップデートが繰り返され飽きてきた頃に起こりました。
飽きてはいるのに、ついついやってしまうのです。
そして1度始めてしまうと、勝つまでやめられない。
勝ったとしても、その快感を味わいたくてまたやってしまう。
これの繰り返しでした。
高校受験前日でさえも、ゲームをしないという選択肢をとることはできませんでした。
ゲームをしている時間が無駄に感じてきました。
無駄な時間を過ごしているな、と感じながらもやめれない。
やめるきっかけがほしかったです。しかしそんなものはなかった。
あったとしても、きっとまたゲームを開いてしまっていたでしょう。
脱出
こんな僕でも、今全くと言っていいほどゲームをしなくなるまで依存症を克服できました。
一番大きな理由は、ゲームと強制的に離れなければならない期間ができ、その間に新しい趣味を見つけられたことだと思います。
家庭環境が変わって、ゲーム機とは一時期離れ離れになりました。
人間関係のストレスから、筋トレを始めました。
そこで変わることができたのです。
ストレスは耐え難いものだったし、当時の精神はどん底でした。
でもそれを経験できたお陰で、僕は負のループから抜け出すことができたのです。
ゲームが悪いことだとは全く思わないし、ゲームは楽しい思い出を作ってくれると思います。
でもゲームにコントロールされてはいけません。
自分はある程度自分でコントロールできないと、大切な時間を無駄にしてしまうかもしれないのです。