新型コロナワクチン職域接種2回目の副反応状況をまとめてみた
お疲れさまです。人事労務研究所の副島(そえじま / @tomosoe)です。
1回目の副反応状況のまとめに続き、新型コロナワクチン職域接種2回目のスケジュール(2021年7月21日〜8月11日)が終了し、2回目接種の副反応状況がまとまりましたので共有いたします。
アンケートにご協力いただいた皆さま、ありがとうございました!
※ モデルナ社製ワクチンの2回目の副反応です。
※ SmartHRの従業員サーベイによるアンケートに回答してくれた223人の状況です。職域接種を受けた全ての人の結果ではありません。
回答者の性別年齢構成
性別、年齢による副反応情報を見聞きするため、集計しております。
発熱状況
1回目の発熱状況と比較してみました。2回目はほぼ全員が発熱しています。また、80%以上の人が37.5度を超える高熱が出ているとの回答でした。
・上記、性別年齢構成の人数に対する割合です。
・男女比率は発熱があった人の中の比率です。
特別休暇取得状況
1回目の取得状況と比較してみました。どの年代も高い取得率となっており、40代は1回目は取得者ゼロだったのが8割近い取得率となりました。スケジュール初日の翌日は7月の4連休だったため、この連休がなければもう少し高い取得率になっていたかもしれません。
・上記、性別年齢構成の人数に対する割合です。
・男女比率は特別休暇を取得した人の中の比率です。
その他、腕の痛み、腫れ、頭痛、倦怠感などはこのような状況でした。
当日(ワクチン接種後)の症状
翌日の症状
2日後の症状
3日後の症状
1週間後の症状
解熱剤・鎮痛剤の利用
「氷枕」「冬布団」がSlack副反応チャンネルで話題に!
2回目も症状は人それぞれでしたが、高熱、悪寒は多くの方に出ており、氷枕や冬布団の用意がSlackでも話題になりました。情報共有をしながらみんなで副反応に立ち向かっておりました。
これから接種される方へ
1回目の時と同様に、接種から3日後までは調整しづらいスケジュールは入れないようにすることをオススメします。特に接種日翌日は可能であれば「調子が良ければ勤務する」ぐらいの予定をしておけたらベスト。解熱鎮痛薬、ポカリスエットなど水分補給に適したドリンク、手軽に栄養を摂取できるものは数日分用意しておきましょう。また、高熱、悪寒対策として次のものも準備できていると安心です。
● 氷枕や冷えピタなど、頭を冷やせるもの
● 厚手の布団
● 汗をかいた時のための着替えを手がすぐ届く場所に
おわりに
SmartHR社はCoral CapitalとCAPSグループによるコロナワクチンの合同職域接種の機会を頂戴いたしました。関係者の皆さま、本当にお疲れさまでした。皆さまのご尽力、心より感謝申し上げます。
この記事を書いている2021年8月19日時点では、新たな職域接種の申請受付が休止となっており、受けたくても受けられない方も多くいらっしゃると思います。本記事は今後再開された時の参考になればと思い、社外にも公開させていただきました。