【復活しました】 「リモートワーク環境を整える手当」を支給する理由|SmartHRオープン社内報
※ 2021年1月5日 追記
停止していた「リモートワーク環境を整える手当」の支給を2021年1月より復活させます。停止期間中に入社した方も対象です。
※ 2020年 9月 18日 追記
2020年10月からは、リモートワーク推奨を解除し、オフィス勤務、自宅勤務を任意選択とすることになりました。
それに伴い、リモートワーク環境を整える手当の支給は一旦停止いたします。(※2021年1月4日現在、復活させています)
お疲れさまです。人事労務 研究所の副島(そえじま)です。
すでに告知をしておりますが、4月15日支給の給与で「リモートワーク環境を整える手当」の支給を開始します。
有効にご活用いただきたく、ここに支給する理由とすでに活用しているメンバーの購入したもの、解決した課題をご紹介します。
「リモートワーク環境を整える手当」を支給する理由
大きく分けて2つあります。
【理由1:人それぞれの課題を同時に解決】
「コロナウイルスの感染爆発の重大局面にある」を受け、東京都が要請する「在宅勤務」に貢献するため、リモートワークを「推奨」から「強制」に切り替えました。
推奨期間中に週に1回以上のテスト運用をしていただいており、皆さんからリモートワークに対するさまざまな課題をフィードバックいただいておりました。
● 椅子がないので腰が痛い
● 外部モニターがないので作業効率が悪い
● Wi-Fiが安定しない、遅い
● 変換アダプタがあればネットワークを有線化できるのに
● そもそも自宅にネットワーク環境がない
これらの課題に対して会社がどこまでバックアップするべきか、何にコストをかけるべきか、経営会議で議論しました。
例えばモニターについてはこんな話が出ていたんです。
● 会社のモニターを自宅に発送するのはどう?
● モニター、割れたりしない?
● 会社で購入して自宅に配送とすると、届くまでに時間がかかりそう&情シス大変
● 各自で買ってもらって経費精算してもらう?
● 外部モニターを必要としない人や、もともと持ってる人は該当しない課題だよね
こういった議論の結果、導き出した答えは「人や環境によって課題は異なるから、一律の手当を支給して各自で課題を解決してもらおう。」
そこで生まれたのが「リモートワーク環境を整える手当」なのです。
【理由2:サービスを止めない】
私たちのプロダクト「SmartHR」は、こういった状況だからこそなくてはならないもの、社会のインフラになりつつあると自負しています。
SmartHRが止まってしまえば電子申請や雇用契約などができず、従業員や人事担当者が出社を余儀なくされてしまうことでしょう。
今回のコロナウイルスをきっかけに、従業員の入社手続きをすべてオンラインで完結させる企業も増えてきています。
リモートワークであっても、できるだけオフィス出社と同等のパフォーマンスを上げることが社会貢献につながります。手当の名の通り、リモートワーク環境を整えてパフォーマンス維持の協力をお願いします。
みんなのリモートワーク環境を覗いてみよう
2020年4月1日入社者までを対象に、リモートワーク環境を整える手当で買ったものをアンケートしました。ざっくり買ったものを分類してみると、このような状態となりました。
やはり課題は人それぞれであることがわかり、「何に使ってもOK」の手当にしたことは正解だったのではと思っております。(リアリティを出すために、スプレッドシートでの集計・グラフを加工せずにそのまま掲載しております。)
何を解決したくて、何を買ったのか
文章にすると長くなるので、アンケート結果のスプレッドシートをそのまま公開!
アンケート結果
【一般公開】SmartHRみんなのリモートワーク環境を整える手当で買ったもの
みんなのワークスペースをチラ見せ
副社長内藤さんの投稿をきっかけに、たくさんのワークスペースが集まりました。独断と偏見で8名ご紹介します。(なお、取締役の社長と副社長には手当支給はないので、自腹ワークスペースとなります)
社長と副社長
エンジニア
デザイナー
猫
ちなみに私のこのスレッドへの投稿はこちら。
おわりに
東京都の感染者数が日に日に増えており、強制リモートワーク期間を5月6日で終われるかどうかがまだわからない状況です。
心身ともにツライ状況ではありますが、リモートワークで仕事を進捗させられる私たちは政府の要請(オフィス出勤や人との接触を減らすこと)に貢献し、自身や周囲の感染を防ぐことを一番に考えて行動していきましょう。