noteをはじめて1年。皆様の反応をいただいて思う事。
今日で、noteを始めて1年になります。とある事情で始めたのですが、1年続けることができました。
先のことはどうなるかわかりませんが、これからも自分のペースで書いていければと思っています。
これまで、読んでいただいた方、フォローしていただいた方、コメントいただいた方、ありがとうございました。
noteの場合、スキは一つの指標ですが、私の場合、大体一桁で推移していますので、二桁のスキをいただいたことは、ありがたいことです。
その記事について思うことを書いてみたいと思います。
この記事は、コツコツとスキをいただいたのがとても印象的でした。
書くきっかけは岡山大の後期入試の廃止が契機でしたが、それよりも前から、後期入試による入学者への視線が厳しいことが気になっていました。
後期入試での入学者は、不本意な入学が多く、成績不振の学生や退学者が多いという統計的なデータがあるということでした。
・・・だから後期は廃止というのは、私は疑問があり、後期の廃止で選択肢が狭くなることのデメリットを強く感じたからです。
入試の多様化は、決して悪いことではないと思うのですが、後期入試を廃止して、秋に入試を行う旧AOや旧推薦入試に注力することが本当に多様化になるのかという疑問があります。
私が価値を置く「長く学ぶ」という点においても、後期入試は価値があると思っています。旧AOや旧推薦入試で合格した受験生が、やむを得ないとはいえ、合格後ぱったりと勉強しない現実を考えると、長く学び続ける忍耐力はもう少し評価されてもいいのではと思います。
あと、不本意な入学者は今も昔も一定数います。失敗を糧にしたり、希望通りではなかったとしても思わぬ適性を発見したという例もある。統計では捕捉できない現実もあるのではと思います。
給付型奨学金が増えたとはいえ、今の奨学金は借金であり、かつ国公立大学であっても高い学費を払わないといけない時代ですが、それでも私立よりは安く、国公立大学でないと通えない若者は決してなくなりません。
彼らの学ぶ権利をはく奪する可能性を高める後期入試の廃止の流れは、もう少し慎重に議論して欲しいと思います。