のいずと。ののいず。

【人の思いが神様を作ったとしたら。『神様の“親”』って、人間じゃない？】

「【人の思いが神様を作ったとしたら、」

「ん？」

「『神様の“親”』って、人間じゃない？】」

「？？ ん？」

「わるい心を持った全知全能な“お人さま”。」

「…、(…？)  “お人さま”。」

「手塚の治虫おさむしが言っていたの。」

「治虫おさむしと書いて、治虫おさむというんだよ。」

「へぇ、」

「また、何を急に言い出すかと思えば。」

「『アトムは完璧ではない。何故なら、わるい心を持たないから』だって。 じゃあロールパンナお姉ちゃんは、最強じゃん。」

「パーフェクトウーマンだな。すげぇや。」

「天才？ σ(´・ε・｀*)」

「天才。手塚治虫が。」

「ベレー帽は、漫画の神様だよ。」

「ベレー帽って言うな。」

「やなせたかしは？」

「天才。どちらも天才。」

「やなせさん、ベレー帽の事、ライバル視していたらしいよ。」

「でもそのベレー帽が、アトムは完璧ではないって、言ったんだろう？」

「そう。(ロールパンナお姉ちゃん、最強。)」

「何故なら？」

「わるい心を持たないからだ。」

「わるい心を持たない身体。」

「ん？」

「なに。」

「それ、精神疾患を持たない健やかな身体ということ？」

「ちがうと思う。」

○ならば何故、それを言う…

「パーフェクト・バディ？」

「ケイン・コスギじゃん。」

「ちがうよ。」

「ちがうの？」

「ケイン・コスギの ものまねをする、織田裕二だよ。」

【ちがうと思う。】