あさをつなぐひと~⑦
あささん。これはあなたへのお手紙です。一五〇年前のあなたへ向けて時空を越えてのお手紙です。なんでもありです。
だから私も、これからずっと未来の人たちに。
人は、感受性という柔い心をどこまでも持ちつづける限り、悩むことを楽しむ力があると思てます。どうかあなたの、その力を信じて。心ゆくまで謳歌してほしいと思てます。
選びつづける事によって本来の目的やあなた(=個)の良さが失われない為に。
自分自身を、社会や経済や政治状況、それらひっくるめて
「時代やから」
という理由で、個をねじまげられない為に。勝手に変えられない為に。変わらないでいる為に。個の底力を持ってして闘い、挑戦するのです。
小学三年生でも分かる言葉にしましょう。
悩むことを楽しむ力によって、(悩みと闘い、人生を。そして選択した道を。) わくわくするのです。どこまでも。しなやかさを忘れない為に。
そして闘う意味を見失ったら、とりあえず甘いもんでも食べに喫茶店でも入りましょう。あたまにも心にも糖分補充出来たら、きっとまた別の意味合いでユゴーの歌が響いてくると思います。
「闘え、それが自由への
(私でいる為の)道」
そういう意味では職場でちょっと感じの悪い人も、電車の中で泥のように寝ている人も。皆がサバイバー(生き残った人)なのです。
気が合うかどうかは別として、いかに争わないか、互いに害を与え合わないか。そこに重きを置いた方が、気分よく暮らしていけると思うのです。
私の職場での口癖は、
「皆で気分よく作業をして、
余計な遠慮で作業を滞らせない」
というものです。
つづく
それではまたのちほど(* ̄∇ ̄)ノ
※この感想文は2018年に書いたものです。