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自分らしい読書の記事について(投稿500記事の節目に…)

 be one's self

 

自分の投稿も500記事を数えました。


 "note" を書く中で、500記事はひとつの目標としていたので、ちょっとした達成感があったりしますね。

 自分の "note" は、読書、音楽、映画、マンガ等々、自分の趣味趣向を中心とした記事が大半なんですが、記事が増えると各ジャンルのマガジンが充実してくる感じがして、なーんか、嬉しいんです。
 最近は音楽関係の記事が多いのですが、投稿し始めた頃は読書に関する記事が中心だったんですよね。

その読書記事も121記事!

 けっこう書いたな~って感じなのです。

 節目の記事では、自分自身のことを書くようにしているので、今回は、自分の読書記事の中でも、特に "自分らしい" と感じる記事について "note" していきたいと思います。


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◎自分の読書の転機は「読書メーター」との出会い

 まずは、私と読書について…
 小学校6年生で、文庫本を買うようになってから、多分、それなりに読書好きな人生を歩んできた自分です。
 と、言っても、10年ぐらい前までは、好きな作家さんの本を月に2~3冊、年間20~30冊ぐらいのペースの読書でした。

 その読書量が大きく増え始めたのは、読書管理サービスの「読書メーター」を始めたのがきっかけです。

 この「読書メーター」、2011年から使ってるのですが、始めた当初、それまでに読んだ本(20代以降)を全部登録してみたんです。

 そしたら、400冊ぐらいだったんですよね。

 なんか、この400冊が少ないように感じちゃって…
 せめて1000冊は読みたいなと思って、読書ペースを上げていったわけなのです。

(そこら辺の事情はこちらの読書記事にて…)


 おかげで、「読書メーター」における現在の登録冊数は1507冊、もちろん上下巻等もふくまれているので、作品数にすると1279作になりました。
 当初の目標は達成してるのですが、「読書メーター」の中には年間200冊~300冊という達人もいたりして、自分なんかまだまだなのです。
 まあ、目がしんどくなる日まで、自分は今ぐらいのペースで、2000冊を目指していこうと思っています。



◎妙な"定義"のある記事

 さて、ここからは、自分の記事についてなんですが、自分の場合、読書記事と言っても、感想だけでなく、いろんなタイプの記事を書いています。
    その中で、個人的には、何かしらの "定義" のある記事なんかは、自分らしいんじゃないかと感じます。
 なんの裏付けもないので、あくまで自分の感覚を整理しただけのエセ "定義" なんですが、そういうの考えるのって楽しいんです。
 では、どんな定義があったかというと…

「厚い本の定義」
「厚い本」は、”安定して自立できる本”(500~600頁以上ぐらい)

 「厚い本」って、不便なとこばかりなのですが、なんか好きなんですよね~。そんな私の "「厚い本」愛" が "定義" となった記事なのです。

 そして、「厚い本の定義」があるならば、当然、「薄い本の定義」もあるわけです。(短絡的ですみません。)

「薄い本の定義」
「薄い本」は、”ブックカバーを合わせづらい、スピンの位置がずれる本” (200頁前後ぐらい)

 こちらは(日本編)と(海外編)でまとめてるんですが、意外と「薄い本」には名作も多かったりするんですよね。


 こういう定義を付けるの、私、好きみたいなんです。

 この他にも「シリーズ物の定義」や、「3部作の定義」、「新・日本の三大探偵の条件」、最近の記事でも「寡作と多作の定義」など、それっぽいのが登場してくるのですが、何かしらの基準がないと分類できないという、自分のやわな性格が出てる感じがするんです。



◎自分のための記事

 また、記事の中には、単に、読書に関する自分のメモや記録を目的としたものもあります。
 これらの記事は、ほんとに ”個人的な備忘録” なので、まさに自分のための記事なんですよね。

 読書をしていて、気になることがあった時、「こんな参考ページがあったらいいのに~」って思ってたことを、自分で書いちゃった!みたいな感じなんです。
 どれも5000字規模という(私の中では)長い記事だったりするので、ノリノリで書いたことがバレバレです…
 ちょっと恥ずかしいんですが、まあ、ほんとに個人的な趣味の世界という事で、あたたかい目で見守っていただければと思います!


 また、この ”備忘録” と系統が似てるんですが、分類や分析が伴う研究的な記事も、時々、書いてます。

 
 これもまたノリノリで書いてるんですよね~… 
 でも、こういう記事を書くのが楽しいんです!
 きっと、自分は ”分類好き!" なんでしょうね、ま・ち・が・い・ない!(by 長井秀和)



◎好きな作家さんの記事

 基本、小説しか読まないのですが、以前はミステリーやSFを中心に、現役の作家さんのばっかり読んでいました。
 古典的な作品も、まったく読まないわけではなかったけど、それほど魅かれなかったのです。 

 でも、そんな自分に引っかかってる言葉があって...

「現代文学を信用しないというわけじゃない。ただ俺は時の洗礼を受けていないものを読んで貴重な時間を無駄にしたくないんだ。人生は短い。」

 これ、村上春樹さんの『ノルウェイの森』の登場人物の言葉なんです。

 この「時の洗礼」って言葉がですね、心のどっかに刺さってるんですよね~、小さなとげのように...うんうん。
 読書ペースを増やしていく中で、そういう「時の洗礼」を受けた作品も読んでいこうと、いろんな名作(もちろん、ミステリーやSFだけでなく、文学もふくめて)も手に取るようになったのです。

 そうして読んでみれば、意外とハマる作品もあったりするのが面白いとこなんですよね。

 ただ、未だに ”文豪” 系は読んでる本が少ないんですが💦、ちょっとずつ挑戦していってるところなのです…

 まあ、そう思いつつも、やっぱ、一番読んでる好きな作家さんになると、ほとんど現代作家さんたちです。
 「読書メーター」に登録されてる冊数(作品数とは異なります。)上位10人を見てみると、アガサ・クリスティー以外は、皆、現役作家さんたちです。

 そして、顔ぶれを見ると、やっぱ自分の ”note” に登場してる方々なんですよね。
 特に、村上春樹さんと恩田陸さん、伊坂幸太郎さんは、全小説を読破してるんで、自分にとって特別な作家さんだと思っています。
 記事の方でも、村上春樹さんが4本、恩田陸さんが3本、伊坂幸太郎さんが2本と、複数回登場してるのです。

    これから、村上春樹さんを読んでみようとする方に向けた記事ですが、まあ、自分的な趣味趣向的な分類です。ただ、初めての村上春樹として「ノルウェイの森」は適さないのは、間違いないと、思っているのです。

 恩田陸さんは、作品によって印象の異なる作家さんと思っていて、恩田作品の楽しみかたを語ってますね。

    この二人の記事は、多分、今後も登場すると思います。ハイ


 こういう作家さんや作品を取り上げた記事も多いのですが、記事を読み直してみると、あんまり、ちゃんとした感想がなかったりするんですよね… どうやら感想文は苦手みたいなんです💦

 「面白かった!」みたいな、単純な感想はあるのですが、あまり深い感想がない....😆 
 もちろん、紹介や説明はしてるんですが、評論や解説にはならず…   多分、わたしの書いてるのは、単なる ”まとめ記事” なんでしょうね。
 作品の関係性やシリーズの中での位置づけ、そして、その本に対する自分の楽しみ方の云々、などなど..
 でも、まあ、これも自分らしい部分だと思っているのです。


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 というわけで、つらつらと自分の読書記事に関する記事を(自己満足的に)書いてみたのですが、振り返るだけの記事量があるって事実は嬉しいんですよね。

 最近は投稿ペースが落ちてきてますが、ぼちぼちとでも記事を増やしていければと思いますので、これからも、のんびりとつきあっていただければと思います。 


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