”一人経営整体院”に”スモールジム”を導入した際の流れと変化について
こんにちは。
整体院ひとり経営専門！売上アップアドバイザーの高橋です。
埼玉県久喜市鷲宮でスモールジム＆整体「身体改善サロン ペインフリー」というお店を経営しています。
今日のテーマは「”一人経営整体院”に”スモールジム”を導入した際の流れと変化について」です。
※本noteは毎週金曜日発行となります
今週は少し不安定な天気が多いですね。
季節の変わり目の感じがしますが、こういうタイミングは体調を崩しやすいので今まで以上に体調管理を強化していきたいところです。
私は体調管理をペットボトルの中に砂と水を入れた状態に例えることが多いですが、季節の変わり目は外的要因で大きく揺さぶられることがあります。
そのためペットボトル内が濁る=体調が崩れることが多いという捉え方です。
普段から自主的に揺さぶることでペットボトル内の断層をきれいに整えておく＝体調を整えておくことでちょっとした揺さぶりには動じないようにすることができますが、普段から体調を整えていないと季節の変わり目でちょっと揺さぶられただけで大きく体調を崩すことがあるということですね。
休みの前などのタイミングで一度大きく揺さぶって体調を整えてみるといいかもしれません。
さてそんな今日は「一人経営整体院にスモールジムを導入した際の流れと変化」について記していきます。
・既存のお客様へのアプローチ
「スモールジム」とは少人数スクール制ジムです。詳しくは以下のHPをご覧ください⇩⇩⇩
以前にも記しましたが、２０２０年８月に整体院内の空きスペースにスモールジムを導入したことによって、当店は大きく変化しました。
そこから早いものでもう2年が経過いたしましたので、このタイミングで一回実際の流れと変化についてまとめていきたいと思います。
まず導入初期は既存のお客様のみへのアプローチをしました。
整体の既存のお客様へ「新たなサービスを開始します」という告知と共に体験会を実施しました。
ここでの反応率は約30%、仮に100名にアプローチしたとした場合30名が反応してくれたという流れです。
そしてこの体験会に参加してくださった30%の方々の体験入会率はほぼほぼ100%でした。
これはそもそも関係性が構築されていたため、体験会を受けるという段階で入会することをほぼほぼ前提としてくださっていたからと考えられます。
関係性が構築されていた理由は整体のサービスで信用を獲得していたからという側面が大きいですが、それに加えて毎日のブログ、毎週のメルマガなどでしっかりと情報発信を続けていたということも大きいと思います。
関係性を構築するのは一朝一夕では難しいということがよく理解できた体験でしたね。
スモールジムのサービスが素晴らしいということは大前提ですが、その前段階で関係性をしっかりと作っておくことがスムーズに導入するための一つの条件じゃないかなと思います。
・実際の変化① ～単価～
整体院を含む多くのビジネスは以下の公式で売り上げが成り立っています。
「実質のお客様数」×「月のご利用頻度」×「単価」
仮に実質のお客様数が100名、月のご利用頻度は1.5回、1回の単価が5000円だったとした場合、
「1.5回」×「5000円」＝「月単価：7500円」
という計算が成り立ちます。
スモールジムの月単価は最低でも10,000円ですので、 元の単価が上記の水準の場合は単価が上がることは一目瞭然だと思います。
これに前述した既存のお客様への初期集客を掛け合わせると、
「100名」×「30％」＝30名
①「30名」×「10000円」＝300,000円
②「70名」×「7500円」＝525,000円
①＋②＝825,000円
元の売上＝100名×7500円＝750,000円ですので、
825,000円÷750,000円＝１１０％
つまり、スモールジムを導入して既存の方へのアプローチを行うのみで１０％売上をあげることが可能ということです。
これは入会された方がスモールジムのみを利用された場合の話ですが、多くのお客様はスモールジムと整体を併用して受けていただけますので、上記以上の売り上げアップが見込めます。
そして、ここからさらに外部への新規販促を仕掛けることでさらなる売上アップが可能になって来るということですね。
・実際の変化② ～集客（来店タイミング）～
来店タイミングに関してはスモールジムの仕組みが大きく有効に作用しました。
スモールジムはスクール制のため「毎週何曜日の何時に来る」という来店タイミングが入会と同時に決定します。
これをうまく活用することで来店タイミングを集中させて休みを増やすことが可能になります。
私の場合は「水曜日から土曜日の四日間のみ」スモールジムのレッスンを導入しました。
そうすることで、定休日の火曜日以外の月曜日と日曜日に整体で来店されていたお客様のうちスモールジムをレッスンを受ける方が水曜日から土曜日に来店されるようになります。
そうなるとお客様から「レッスンの後に整体することはできないの？」 というご要望をいただくようになります。
これを見越してレッスンの後に整体を受けられるように時間割をうまく調整することで、月曜日と日曜日に来ていた整体のお客様が水曜日から土曜日の間に来店されるようになります。
そうなると月曜日と日曜日の集客が薄くなり、自然と休みが取りやすくなってくるという流れですね。
ちなみに私の場合はこのパターンで月曜日も休みにして毎週月火休み、完全週休2日を実現しました。
さらに、スモールジムのレッスンは4週間、28日で完結しますので、月末にご来店頂いていたお客様もスモールジムのレッスンを受けることで28日以内にご来店されるようになります。
こうなることで月末の集客も薄くなり、違う事に時間を使えるようになってきます。
一週間単位で見ると水曜日から土曜日に集客が集中する、月単位で見ると28日以内に集客が集中する、まさにおにぎりのように上から下からぎゅっと中身の詰まった集客ができるようになるというイメージです。
多くの整体院やリラクゼーションサロンの場合、集客タイミングが読めないため、長い時間営業しなければいけない、休みが多く取れないことが悩みという方を多く見かけます。
スモールジムの導入はこうした悩みの解決の一助にもなるということですね。
・まとめ
今回は「一人経営整体院にスモールジムを導入した際の流れと変化 」について記していきました。
今回記した内容はほんの一部ですが、 これだけでも導入メリットを感じていただける方は多くいらっしゃるのではないかと思います。
スモールジムのシステムを考えた方は天才ですね(^^)
当然全ての整体院やリラクゼーションサロン、ストレッチ専門店などの都度払や回数券払いの疲弊モデルに当てはまるわけではありませんが、
「単価が上がらなくて悩んでいる」
「来店タイミングが読めず休みが取れなくて悩んでいる」
といった方々には大きなメリットがあるのではないかと思います。
今後も導入に際して大変だったことや苦労したことなども含めて総合的に客観的に見たメリット・デメリットを記していきたいと思いますので、興味のある方は是非チェックしていただければと思います。
最後までお読みいただきありがとうございましたm(_ _)m
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