小さな拠点・援農|大阪摂津 渡邊ファーム・大阪府摂津市
農園紹介
初めまして、渡邊ファームの渡邊勝彦です。
大阪府の中北部、淀川右岸に位置する摂津市で、レンゲを用いた水稲栽培、なにわの伝統野菜「鳥飼茄子(とりかいなす)」を中心に、トマト、キュウリ、キャベツ、ダイコン、タマネギ、サツマイモ、クレソン、キャッサバなどを栽培、消費者に安全・安心な農産物を届けるため、極力農薬を使用せず、有機堆肥による栽培をおこなっています。
鳥飼地区を活性化したい。そのためには、地区に販売拠点をつくり付加価値の高い有機の農産物の販売や、貸農園で、より多くの人に農産物を栽培してもらいたいと思っています。
スモールファーマーズカレッジ(社会人向け週末農学校)の卒業生等を、
短期間、短時間でも農作業に従事することを受け入れ、実践的な栽培技術、機械操作、販売手法等の指導をおこなっています。
農業経営を継続しやすい、新規就農しやすい環境作りや地産地消を進めたいと考えています。
渡邊ファームの一年
1月:地元児童によるキャベツ収穫体験、 鳥飼茄子の種まき
2月:春夏野菜の種まき、耕作放棄地などの圃場整備、土づくり
3月:春夏野菜の畝立て
4月:鳥飼茄子の接ぎ木作業、ミツバチの巣箱設置、マルシェ
5月:水稲の種まき、夏野菜の定植、田起こし、代掻き、田植え
6月:市民田植え体験、鳥飼茄子の支柱立ておよび初期誘引
7月:鳥飼茄子の出荷開始、中干し、防虫防除作業
8月:圃場除草
9月:止水、秋冬野菜定植、マルシェ、米の収穫、乾燥・籾摺り・選別・出荷
10月:受託収穫作業、市民稲刈り体験、マルシェ
11月:秋耕、レンゲの種まき
12月:育苗温床組み立て整備、台木(トルバム)の種まき、餅つき
圃場・設備など
圃場の広さは、水稲が1町5反、畑が2反の1町7反(5100坪)ほど。
圃場内に、機械や資材の倉庫兼、来客対応用のデスクやロッカーなどを備えた事務所があります。車などがない場合、貴重品以外の荷物は、事務所内のロッカーをお使いいただけます。
ビニールハウス2棟。
大型機械はトラクター2台、田植機、コンバイン、米の乾燥機、籾摺り機、選別機、管理機、刈払機など。
駐車スペースはファーム横の道路に駐車していただくかたちになります。
トイレは事務所と圃場内の2カ所にあります。またトイレのあるコンビニなどの商業店舗が、ファームから車で3分ほど(徒歩で10分ほど)のところにあります。
公共交通機関でお越しのかたは、京阪寝屋川市駅西口-JR茨木東口間にある、京阪バス「流通センター前」から徒歩で約10分、阪急茨木、JR茨木、大阪モノレール南摂津駅などより、近鉄バス「鳥飼八町」から徒歩で約12分になります。
スタッフ
定年後に実家の父親の跡を継ぎ地元摂津市に就農。大阪府知事認定「農の匠」に選ばれ、各所からの農に関するさまざまな相談を受け入れ、現在、減農薬・減肥料での水稲栽培をおこないながら、「なにわの伝統野菜 鳥飼茄子」の栽培を、保存事業としておこなっています。
参考情報
援農体験について
個人農家でできることは限られますが、ファームには、農を通じて色々なひとびとが集まります。
農政課の職員や、農協の職員、農機具メーカーや、肥料メーカー、農業経営に関する相談者や、農地活用の相談者、農業研修の大人たちや、農業体験の子どもたち。
農業の世界は高齢化が進む一方で、若い世代が新たに農にふれたくても、機会や場所が減ってしまっている現状があります。
農に関わるひとびとが、農にふれやすい、続けやすい環境を作りたい。地域の農を見守る農業委員として、農のコーディネーターとして、これからもひとびとが集う、都市型農業を支えていきたいと思っています。
日々の業務の援農を通して、都市型・地域連携型スモールファーマーのひとつのかたちとして、何かしらの気づきをお持ち帰り頂ければと思います。
援農のお申込み
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