ゆきえ

そこらへんに転がっていそうなありきたりな日常を綴ります。 食べること、育児のこと、音楽のこと、などなど。いつだって過渡期。変化を恐れずに生きたい。

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そこらへんに転がっていそうなありきたりな日常を綴ります。 食べること、育児のこと、音楽のこと、などなど。いつだって過渡期。変化を恐れずに生きたい。

最近の記事

心のバイブレーション

左の手首がずっと痛い。利き手じゃないから大した支障はないかと思っていたが、料理をするとき、髪の毛を洗うとき、着替えるとき、ちょっと力を入れる度に鈍痛が走る。生後6カ月の娘は日に日に大きく重くなっていたが抱っこをしていないと絶対に寝てくれず、娘を支える左手は気づくと腱鞘炎になっていた。「赤ちゃんは寝かたが分からないのよ」とにこやかに言った助産師の顔を思い出して少しげんなりする。寝かたが分からない?人間だって動物なのにそんなことってあるのだろうか。 その日も長時間に及ぶ抱っこの

    • ハワイが好きな女

      やたらハワイに行きたがる女は信用できない。 職場の先輩であまり馬が合わない人がいる。とにかく誰かを見下すのが好きな人で、 気がつくと他人の悪口を言ったり馬鹿にしたりしている。悪口や噂話を言っているときが1番楽しそうで、謎の自信に満ち溢れているのでその自信が一体どこから来るのか、常々不思議に本当思っていた。 コロナでその先輩ともしばらく会ってなかったのだが、先日社内でばったり会う機会があった。 「先輩、久しぶりですね!元気ですか?」 「ぜーんぜん。コロナで旅行行けないんだ

      • 「夜にしがみついて、朝で溶かして」ライナーノーツ

         クリープハイプ、約3年ぶりのアルバム。嬉しい。  今回のアルバムは「料理」で始まり「こんなに悲しいのに腹が減る」で終わることから読み取れるように、「食べる」ということが一つのテーマになっているように思う。食べることはとても本能的な行為だが、食で満たされるのは「お腹が膨れる」という肉体的満足と「心が満たされる」という精神的満足の2つがある。クリープハイプの作品の素晴らしさも、耳や体という肉体で感じる「メロディ」と、読んで心が揺さぶられるという「歌詞」の2つから成ると思う。精神

        • キルフェボンの絶望クリスマスケーキ

          ケーキの中でもタルトが好き。 タルトの中でもキルフェボンのケーキが好き。 毎年クリスマスは前日まで「ケーキなんか食べなくていっか」というムードなのに、当日の15時くらいから無性にケーキが食べたくなる。世間に踊らされて虚しいなと思いながらも、毎年仕方なく人でごった返したデパ地下に向かい、売れ残り気味の量産型ケーキを買う。なんでいつも同じこと繰り返しちゃうんだ?と毎年のように悔しがっているので、今年は初めてクリスマスにホールケーキを予約してみた。 大好きなキルフェボンのタルト

          理想のジーンズを求めて12本試着した記録

          昨日今日で、12本のジーンズを試着した。 私は腰が張っていてボリューム満点なお尻なので、ジーンズは試着しないと買えない。(それでもたまにzozoで買ってみたりして、やっぱり失敗したりする。)今持っているジーンズがスリムなものばかりなので、新しいジーンズが欲しくなり、試着の旅に出ることにした。 欲しいデニムのイメージは ・ややキレイにはける少し細めのストレート ・綿100%ではなくストレッチのきいたもの ・予算10,000円くらい 1本目:zara ちょっとダメージぽい

          理想のジーンズを求めて12本試着した記録

          大人女子的なつやすみ

          夏休みだ。 ひとりで有給を取った。夫は仕事、娘2人は保育園。だから私だけ夏休み。半年に1回くらいはこうしてひとりだけのお休みをつくっている。 大人みたいな夏休みにしよう、そうだ、ワキ脱毛の6回コースがまだ残っていたから予約しよう、あと大好きなミュージシャンが紹介してた銀座の展示も見に行こうか。1人で銀座の資生堂ギャラリー。うん、これはいかにも大人女子の夏休みだ。 銀座は思ったより人が多い。地下鉄の駅からもわもわと熱気の満ちた地上に出ると、資生堂ギャラリーが右なのか左なの

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