共働矛盾
共働き必要性の吟味不可欠社員に希望しない転勤を求める雇用慣行の見直しが進まない。
共働きが増え、介護など事情を抱える社員も多数の中、時代にそぐわなくなりつつある。
時代をひっくり返すようなパンデミック。
新型コロナウイルス禍でのリモートワーク普及を追い風に脱転勤に動く企業もある。
人生設計やキャリアを優先し転職も当たり前の時代。必要性を吟味しなければ、社員の心は離れていくばかりだそうだ。
年60万人が大移動する
地方都市2個分!
継続的な公的統計は乏しいが、労働政策研究・研修機構による2016年の調査では常用労働者300人以上の企業のうち3割以上で正社員のほとんどに転勤がありうると回答しました。
それって昔は?
古くは江戸時代、幕府直轄領で年貢の徴収等
などを担った代官が転勤族だったとされるみたい。
実績を付けて出世コースにのる代官もいたという。
参勤交代のもと、藩に妻子を残し、江戸藩邸に単身赴任した武士も多かったそうです。
交通機関が無い時代から酷な制度は鎮座。
戦後に広がった転勤制度では家族帯同が当然の時代を経て単身赴任が増え、次第に転勤自体を敬遠する人が増えました。
欧米では?
勤務場所などを雇用契約で決めるケースが多く、企業の一方的な命令による転勤は日本特有。
この文化にも終わりが見えそう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?