「cobertura」って紛らわし過ぎ!
まずはこの漫画をご覧下さい。
警官が業務用無線機を使っているのに、
繋がっている先がアイス屋さんなのが変…
だということは、今は置いといて~…と、
これを素直に和訳してしまうと、
こんなことになってしまいます…。
⇓
なんじゃこれ~?!
ですよね!🥲 😂 🤣
ちなみにこんなことになるのは、
「cobertura【コベルトゥーラ】」という単語が
非常に紛らわしいからです。
ネットで意味を引くと、
こんな結果が得られます。
⇓
つまり、上の漫画の場合、
警官が「応援を頼む!」という意味で言っている
「Preciso de cobertura」の「cobertura」は、
語義一覧の一番下に番号無しで紹介されている
「com a cobertura de…」(=の後ろ盾で)
という表現に因んだもので、
直訳すると「後方支援が必要だ」になり、
映画やテレビドラマで「応援を頼む!」というときには
十中八九、この表現が使われています。
一方、
何故か連絡が繋がってしまったアイス屋さん(笑)にとって
「cobertura」と言えば、
百発百中トッピングソースのことです。www
「morango【モラング】」(=イチゴ)と
「chocolate【ショコラッチ】」(=チョコレート)と
「abacaxi【アバカシー】」(=パイナップル)の
ソースがあるようですね!w
ちなみにこれは
ブラジル人漫画家
「William Marcos【ウィーリアン・マルコス】」の作品なので、
読み仮名も全て伯葡語読みにしましたが、
仮にポルトガルのものであれば、
「chocolate」の読みは【ショコラットゥ】になりますし、
そもそもパイナップルは
下のつぶやきでも記したとおり、
「ananás【アナナィシ】」になります。
ちなみに私にとって
一番なじみ深い「cobertura」の意味は「普及率」、
つまり「カバレッジ」のことで、
「cobertura de água」
伯:【コベルトゥーラ・ジ・アーグァ】
欧:【コベルトゥーラ・ドゥ・アーグァ】
(=水道の普及率)
といった、
インフラの普及率などについて
話すことの多い人生でした…。
次回は是非とも
「『cobertura』と言ったら、ペントハウスとかのことでしょ?
ウチのペントハウス、見ていく?!オーホホホッ!!」
てな反応をしてしまう人に生まれてきたいと思いますデス…。w
😅 😂 🤣
てなわけで、
本日もお読み頂き、まことにありがとうございました!
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