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ふゆのよるにおもったこと

会社の先輩にお誘いを受けて舞台を観に行った

主人と2人で

下の子が生まれてから2人で出かけるのは初めてで
3年ぶりになる
普段は、子供たちを寝かしつけたら2人で晩酌をする
それが私たち夫婦の「普段の2人の時間」

子供たちを自分の実家にお願いして出発
「楽しんできてね」と笑顔で送り出してくれた子供たちと
「いっておいで」と言ってくれた母と妹に感謝をしながら
車に乗り込んだ

普段、これでもかというくらいうるさい車内がとても静かだ

「こうゆうの久しぶりだね」なんて話しながら目的地に到着

久々に腕とか組んで歩きたいな~なんて思いながら
結婚7年目なのに少し緊張しながら腕に手を回すと
付き合ってたときと同じように腕をぎゅっとしてくれて
なんだか少しドキドキした

たのしく舞台を見て帰るとき人混みがすごいなっと思ったら
主人が自然と手を握ってくれた

結婚願望がまるでなかった私

付き合い出してしばらくして人混みで手を繋いで歩いてくれる後ろ姿を見て「この人と結婚したいな」と思ったことを思い出した

大きな喧嘩もしてきた

付き合って、同棲して、結婚して、子供が産まれた
色々変化をしながらも私が今でも彼のことを好きでいれるのは
彼のおかげだ

これからも喧嘩したり、意見がぶつかることもあるだろうけど
乗り越えていけると改めて思った

努力じゃどうにもならないこと、好きだけじゃ乗り越えられないことが
あるのも事実としてある

それでも、「気持ちは大切だ」

子供たちと過ごす時間は限られていて、夫婦2人で過ごす時間のが
圧倒的に長い

だからこそ、夫婦としても気持ちの保管と交換を忘れないようにしたいと
思った

そんなふゆのよる


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