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おもいのままのことばのラレツ

あの子の話、あの人の話、彼があんな事を言っていた
職場のあの人たちはこう言った

全ての言葉が流れることなく積み重なっていく感覚を
日頃から感じている

別にそれがなんだという話だと思うんだけれども
例えばその言葉たちがネガティブなことだと
非常に頭痛の種に変わっていく

「自分」の事を言われてるわけではないのに
まるで「自分」を否定されてるような感覚になるからだ

それもその瞬間ではなく少し時間が経ってからドロドロと
体内を循環していく感じ

まぁでもそれでずっと生きていたから特にどうにかしようとか
考えてはいなかったし、そんな自分も自分だと受け入れていた

「つもりだった」

ここ一年なぜかとってもその循環が頭痛レベルの話ではなくなってきた

「まったくもって私は受け入れてなくてただ蓋をしていただけだ」

と嫌でも気づかされるほど日々の生活に影響が出てきた

好きな映像を見ていても、音楽を聴いてても、大好きな食事をしていても
ノイズのようなものが走るようになった

「どうにかしたい」と私はわたしに叫び散らかした

たのしいことを奪われてまで他者の言葉を体内に蓄積して循環していたくない

だから私は考えた、わたし自身とひたすらに考えた

正直、考えずに蓋をする方法も浮かんだけどこれ以上「たのしい」を
奪われるのは癪に障った

思いついた方法は「切り離すこと」

なんの斬新さもないこの発想だった

「私」と「私以外」を切り離すことだ

それは物理的に人と関わらないとかでない
だって、人と話すのは嫌いじゃないからだ

自分で勝手に蓄積してしまう「癖」を切り離すことを覚えようと思った

他者の言葉を飲み込むのとても大切だけど「自分の中に取り込めてない」から蓄積していくわけだ

そういったものは蒸発させていった方が悪循環にはならないだろう、たぶん

自分のなかの「循環」をどうするか、こうするか考えたの初めてじゃないけど、いつも結局「蓋」をしてたんだとおもう

私のことをどうこうできるのは結局、わたしだけなんだなぁ



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