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幸せを願う丁寧な仕上げ。床屋さんに脱帽。

理美容店、理髪店、散髪店、床屋さん。
色々表現はあるけれど、
誰もが頻度は異なるにしても、
どこかの理美容店に
お世話になっていますよね。

僕は後頭部の髪の尾に
汗がたまるのが気になり、
短髪にしたくて、1ヶ月半に一度、
わが街の床屋さんに、おすがりしています。

昨日も開店の午前9時前に到着。
既にお二人並ばれていて、
オープンとともに
その日3番目の客として
40分の憩いの時間を頂戴しました。

そう、憩いなのです。
肩の力を抜いて、
安心して身を委ねます。
髪の毛をさくっと切るハサミの
鉄音が耳の奥をくすぐって、
たまらなく心地良く、
気づくと眠くなり、
うたた寝している間に
散髪もひげ剃りなども終わってる。
はたと気づくとキレイにさっぱり、
頭も顔も整っているのです。

思えばリスクはありますよね。
顔にクリームを塗り、
カミソリをあてる。
首筋あたりは特にスリルが
あるわけです。
ひとつ間違えれば、即、出血します。

でも、もう10数年通っている地元のお店。
プロの腕前と実績ある佇まいに、
すっかり安心しています。

僕は思うのです。
AIが、ロボットが、
人の仕事を代行する時代。
それが加速しているようです。
だけど、この理美容の仕事を
機械が担うのは無理がありますよね。
人によって頭の形は違うし、
お客さんの求める髪の形や長さ、
髪質も異なるはず。
何より、カミソリあては、リスクがある。
これを蓄積データを活用して、
ロボットがこなすのは
僕には想像がつきません。
そして、何より、心を込めた手仕事。

本当に貴重で重要なお仕事です。
このプロの技の醍醐味と、
後頭部の髪のさっぱり感、爽快感が
千円とかニ千円で堪能出来る。
ありがたくて、たまりません。

昨日の40分間も至福でした。
僕の幸せを願うかのような手入れ。
理美容師さん、
本当にありがとうございました。

翻って、わが仕事もこうでないと。
お客さまに安心感をお届けする。

自分の仕事、役割があることに
ありったけの感謝の念を込めて、
丁寧に、ひとりずつひとつずつ、
冷静に仕上げること。
ありがとう!!

今日もお時間を頂戴し、
お付き合いくださり、
ありがとうございます。

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