MONTBLANCの替芯をカスタマイズ
道具を有効に使うのは好きだけど、
道具の都合にこちらが合わせなきゃいけないのは、もうどうにも窮屈で(窮屈(な気分になるのが)なのが一番苦手かも)、どんなにブランドのものでもほとんど何らかのカスタマイズを施してしまって、
デザイナーの意思や意向をめちゃくちゃにしてしまっているのが私ってヤツです。
若い頃から使ってるとこれ見よがしかもなー?と思って、
こっそり使っていたいかにもブランドなMONTBLANCのペン
(もちろん見た目が好きだから買うに決まってます)も、
もう充分大人な良い歳なので、と、日常使いでヘビーユーズにすると、
世の中のインクや書き心地の性能はどんどん進化していっているというのに(特に日本の文房具メーカーの進化は最高!)純正の替え芯の書き心地は進化に乗り遅れていて、モヤッとしてしまいます。
なので、もちろんホルダーを買ってカスタマイズです。
三菱uniのジェットストリームの替え芯にしました。書き味最高です。
こんなホルダーが売られています↓
しかし、こんなことしてて思うのは中身は日本製が好きなのに見栄えは外国のが好きなのか?
私は外国かぶれしているのか?
それとも見栄っ張りなのか?
なんだかんだいって私は目に入ってきた物、耳に入ってきて音や雰囲氣によって、大いに氣分が左右される自称デリケート(わがまま)な幼稚さがあるので、見た目「も」重視しているということがよくわかる。
見た目が好きなのを選んでいたら、スタイリッシュでバランスが取れていて、なおかつ重厚感があり、品が良い。持った感じの重さがちょうどよく、価格が馬鹿みたいに高すぎなくて、満足して買える範囲のもの。
(ボールペンで高すぎるのは宝石がついたのとか、宝飾品のメゾンのものとか、10万以上するようなの。そんなのは自分では選ぶ必要がないので要らない)
そうなると、ペンの歴史が長いヨーロッパのクラシックなメーカーのに行き着いてしまう。
服もおそらくそういう理由で、日本の綺麗すぎる縫製の隙のない(セクシーさがない)キッチリしたものよりも、ヨーロッパのものの方が雑だけど自分にはしっくりくる。
窮屈さを嫌うという自分の美点(と思うことにしてます)は、自分が選ぶいろんなものに影響を与えている。
物をカスタマイズするたびに、毎回原点に返って、私はいったい何を求めてこんなことをしているのだろう?と幽体離脱したように俯瞰して自分をじっと観る。
単純に、
美しいものが好き!
美しい書き味が好き!
両方欲しいから両方得られる方法を考える!
方法が見つかったら、ひとまず試してみる。
意外とシンプルなことなんだよなぁ。
ヒカル
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