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社長の朝活140 塗料や材料の座学
おはようございます。
これは工事部へ向けて発信してます。
とってもとっても大事なことなので是非読んでくださいね☆
まず弊社の仕事の多くは塗料やセメントなど、いわゆる生モノを扱いますよね?
どれも購入した時点では製品でありながらも、最後の消費者のお客様には半製品となってます。
つまり事業者としては製品を買ってますが、それを最終のお客様に渡すときはさらに加工して製品化させなければなりません。
その過程で、例えば塗料を薄めすぎたり、セメントを固まらせたり、混ぜてはいけないものと混ぜたり、あっちゃならないわけです。
塗料を規定量薄めて、規定の厚みで壁を塗るには技術は確かにあるのですが、正直なところ規定の厚みで塗るのなんかちょっとかじれば誰でも出来るのです。
問題は、
その塗料が果たしてその壁に塗れるものなのか?
下塗り材は何を使えば良いのか?
どんな道具で塗れば良いのか?
乾燥時間はどれくらいなのか?
予期せぬトラブルがあった時対処できるのか?
この辺が一番重要なのです。
塗装工事や防水工事においては、技術4割知識6割と言っても良いかと思います。
いや、7:3かも知れません。
そして技術は現場で経験するしかありませんが、知識は家でも車の中でも出来る事です。
お客様で、やたら調べてて詳しい人も沢山いてこっちがドキッとするくらいです。
それくらいネットなどで簡単に情報を調べる事が出来るという事です。
努力とは人の見えないところで行い、それを形にして自分に納得する事だと思います。
塗装業として1年生だとしても、座学を毎日努力すればあっという間に5年生を抜く事が出来るでしょう。
それくらい我々の仕事は座学がメインという事ですね。
昔から何度も言ってますが、品質の良い工事を提供するには、良い材料、良い道具、良い工程間隔、良い規定量、良い環境で良い仲間と作業する事です!
製品を右から左へ流すだけの商売ではないのです。
それが建設業という、奥の深く目立たたない業界なのです。
若者達よ。
貪欲だった俺の20代の頃を超えてみろ!笑
中卒で学歴もないこの俺が自信持ってやってきた事!
それは仕事を好きになりバカの一つ覚えのように誇りを持って努力してきた事だけです。