社長の朝活101 会社が倒産する瞬間
おはようございます。
法人会社と個人会社というものがありますが、法人会社は実質他人の資本も関わるため社長の意思とは裏腹に倒産する事があります。
倒産とは会社が潰れるという事です。
よくありがちな倒産とは、ある日社員がいつも通りに出社すると、入り口に
「倒産しました」
と張り紙がありそれで気づくという事。
悪質ですが、それくらい倒産に気付かないほど緻密に計画される事もあるそうです。
漫画の中の話のようですが実話で沢山あります。
ではなぜ倒産してしまうのか。
まずその第一原因はキャッシュが無くなるときです。
基本的に会社は赤字だろうと債務超過だろうとお金さえあれば潰れる事はありません。
そのお金も会社の現預金だけではなく、社長個人のお金があっても倒産する事はないのです。
むしろ借金が沢山あってお金があるなら倒産はしないという事です。
毎月払うお金を固定費と言って、売り上げ金に関わらず支出するお金の事を指します。
1000万のキャッシュがあって毎月固定費が100万、売り上げは10ヶ月ゼロとすると10ヶ月後にはキャッシュゼロとなります。
この時点で社長にもお金が無かったら、資産を売却するかなんかしてお金を作る以外倒産を免れる方法はありません。
逆に大赤字を出したり債務超過になっても、借り入れていたキャッシュが沢山あれば、売り上げ増加や粗利を増やす、または固定費を削減などしてまたV字回復させる事も可能です。
会社はやはり現金が重要なのです。
銀行が貸してくれるうちはガンガン借りる、という経営者も沢山いますが、それはそれでとても利口なのですねー。
何度も倒産を経験してる社長が実はかなりの敏腕経営者だって事もありますからね(笑)
経験がモノを言うってやつでしょうか。
ある意味尊敬します。